№1 強引な「アナログ」臭が《(UK)シーン・ギブス(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「シーン・ギブス」のレコード紹介です。音符

 

2020年録音のレコード、強引な「ナログ」臭!

音質&演奏、「ま湯」に浸かるもどかしさ!

ほど遠い「生々しさ」、国御一行様の登場!

一句

“ アナログの 音にドはまり ジャンキーに ”
 

①『ウェン・キャン・アイ・シー・ユー・アゲイン?』(2020)
《When Can I See You Again?/Sean Gibbs》
シーン・ギブス(tp)、ライリー・ストーン・ロナーガン(ts)、

ロブ・ブロックウェイ(p)、カラム・ゴアレイ(b)、

ジェイ・デイヴィス(ds)。

2020年録音のレコードを激で入手。
21年、USでレコード売上がCDを超えたという。
ヴィニ・ジャン(ヴィニール・ジャンキー)の私には有難き幸せ。

レコードが入手し易い追い風になった。

20年の録音だがら断トツに音が良い?という分けではない。
「アナログ」臭い音が余にも強引、奇妙に音が柔かい。
るま湯に浸かったもどかしさ、「生々しさ」からほど遠い。

一句

“ アナログの 音にどはまり ジャンキーに ”


英国(UK)御一行様の登場、レーベルもUK「ubuntu」。
録音も「まぬるい」が、主人公のラッパも「なまぬるい」。
まるで吹奏楽のラッパ、個性も癖もない無菌培養の音。

目立つのはドラムのJ.デイヴィス。
パカスカ叩き込む連打の激が、体感の記憶に残る。
とはいっても、ピアノのバッキングに合せたドラミング。

インタープレイのテンションは無い。
触りの良いUKジャズのおでましってとこか。

 

音譜 「なまぬるい」創りの中で、最もリハリのある曲をお楽しみください。