(続)№7 「ちんたら」中の一曲《チコ・フリーマン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「チコ・フリーマン」のレコード紹介です。音符

 

「ちんたら」メロディー&文的アドリヴ!

スペースサウンドにもれた、ベスト1曲!

アブノーマル中のノーマル曲、ためにった!

一句

 “ 一曲に いを込めて レコードを ”

⑦『アウト・ヒア・ライク・ディス・・』(87)
《Out Here Like This・・/The Leaders/Chico Freeman》
チコ・フリーマン(ts,ss,bcl)、レスター・ボーイ(tp)、カーク・ライトシー(p)、

アーサー・ブライス(as)、セシル・マクビー(b)、

ドン・モエ(ds)。


《Chico Freeman Blog紹介》

⑥『Mudfoot/The Leaders』(86)№6   進歩せず!飽きもきて!

⑤『The Pied Piper』(84)№5野性味からアレンジ・インテリ派?!


⑥『Mudfoot』を駄盤扱いしながら、又Leadersを買ってしまった。
たった1曲のために。

スペースサウンドがコンセンプトなのか?
⑥に続き、不協和音が漂い、少し前が香る。
そんな音創りが多い。

チンタラ・チンタラと意味不明なメロディーが。

文的なアドリヴが乱れ、空間を舞う。
ただ、⑥のブライス(as)の馬鹿騒ぎサウンドはここにはない。


ラッパ・アルトの音創りは・切れも抜群。
残念なのはチコの音が僅かしか聴けない。

チコはプロデュースしてるので期待を込めた。

だが、アルバム創り・アドリヴ共に立つものがなく面白くない。
ただ、⑥に続きコントロールされたグループの音創りだ。


たった1曲気に入ったのはA#1「Zero」。
アップテンポの陽気なテーマ&アルト・ピアノのアドリヴが一際光る。
この曲だけがアルバムの中で端ではあるが。

 

 一句

 “ 一曲に いを込めて レコードを ”

 

音譜 この1曲だけが異端だが、ましい曲です。お楽しみ下さい。