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ジャズサックス「チコ・フリーマン」のレコード紹介です。
野性味からアレンジ・インテリ派に変身??
変身出来ぬもどかしさ! 消化不良が・・・
エルヴィンのドラムに期待するが・・・?!
一句
⑤『ザ・パイド・パイパー』(84)
《The Pied Piper/Chico Freeman》
チコ・フリーマン(ts,as,ss,bcl,etc)、
ジョン・パーセル(as,bs,fl etc)、
ケニー・カークランドorマーク・トンプソン(p)、
セシル・マクビィー(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。
《Chico Freeman Blog紹介》
③『Destiny's Dance』(81)№3 都会派へ?見栄えだけ?
④『Fathers & Sons』№4 親子?似ても似つかぬ
変拍子のせいか、ノルにノレない演奏が続く。
煮え切らない・燃えきらない。
奇天烈なメロディーをバックに。
アドリヴがのた打ち回る。
だが、緊張感もなく、スリルもない。
小利口、インテリ過ぎる??
①の情熱は何処へ。
②の粗削りだが男らしいバラードは何処へ。
③の野暮ったさから脱却したか?
インテリを目指したのか?
アレンジがしつこく耳に残る。
アレンジのインテリor野性味?
どっち付かずが消化不良のように残る。
ドラムのエルヴィンの加入に期待!
「ドキッ」一発かます音!
流石エルヴィンと思うが、目立ったものは無い。
力強さの一打必撃はあっても、期待外れ。
一句
“あれもこれ 期待はするが 消化不良”
真っ当な4ビートがある。
名曲「Softly As In A Morning Sunrise」だけ。
何のアレンジもせず丸裸でアドリヴに挑む。
フラジオ音を駆使し、テクを光らすチコ。
だが、情熱・迫力に欠け今イチ。
むしろ、カークランドのピアノを絶賛。
エルヴィンとの息も合い4ビートジャズの醍醐味を聴かす。
アレンジが目立ち野性味が消えたチコをお聴き下さい。