№3 アレンジは?俺のワンホーン《ベニー・ゴルソン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
  ジャズサックス「ベニー・ゴルソン」のレコード紹介です。音符

 

ゴルソンの特技、作編曲&ンサンブルでは?
のワンホーン「俺の音を聴いてみろ」か?

「だらだら」節目のない音はご弁を!

一句

 “アレンジを 気にせずの ワンホーン”

③『ターニング・ポイント』(62)
《Turning Point/Benny Golson》
ベニー・ゴルソン(ts)、ウィントン・ケリー(p)、

ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。

《Benny Golson Blog紹介》

①『Reunion』(57) №1 三重苦!だらだらと

②『Gettin' With It』(59) №2 アレンジは?パワー勝負か


ゴルソンの取り得は作編曲&ハーモニーでは。
何で、ワンホーンなの?と思ってしまう。

 

初リーダ作以降(8枚)、のワンホーン作品。

「俺のワンホーンを聴いてみろ」の意気込みか。
まぁ~、一端のテナー屋だから当り前であろう。


「だらだら・どろどろ」節目のない長~いフレーズは弁してくれ、と思うが。
②『Gettin' With It』のように強いアタックとメリハリの音。

であれば、むしろワンホーンで聴きたい。

 一句

 “アレンジを 気にせずの ワンホーン”

 

残念だが当③には、②の活はない。
ただ、「だらだら」をみせない曲がA#4「Three Little Words」。

 

ドラムソロで始るから、一発聴かす勢いはある。

やっぱ節目のない音だが、抑揚・うねりで迫る。
又、4バーズ等リズム陣の躍動感は聴き応えのある1曲です。

 

音譜 いつもの節目のないフレーズだが、抑の巧さで聴かせます。