№1 淡々・孤高の音!連なり《ドン・エリス(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ドン・エリス」のレコード紹介です。音符

 

奇抜・訶不思議な感覚に!

ラッパ・ヴァイブ&ピアノ、相互チェイス!
アレンジの巧さ、興味津々どにはまり・・
一句

  “色のない はしるリズムは むだけ”

①『ニュー・アイディア』(61)
《New Ideas/Don Ellis 》
ドン・エリス(tp)、アル・フランシス(vib)、

ジャッキー・バイヤード(p)、ロン・カーター(b)、

チャーリー・パーシップ(ds)。

とにかく抜だ。
前衛派の白人ラッパ屋さんだが、この①では前衛には至らない。
ハード・バップ?モード?と、思ったりするが。

自なメロディー・アドリブが鳴り響く。

途切れ途切れに、短いフレーズで各楽器が追い駆ける。
ラッパとヴァイブのチェイス、聴いたことない。

訶不思議な感覚に陥る。

 一句

  “色のない はしるリズムは むだけ”


孤高のラッパの音、音数少なく1つの音に深い意味があるように。
巧いアレンジが成され、興味津々どにはまっていく。

親しみはもてないが、音楽の義でも聞かされてるような。
姿勢を正しくし、彼の演奏にどっぷり浸かる。

そんな面白みを与えてくれる1枚だ。

 

音譜 まさに「New Ideas」、奇妙な各楽器のっかけをお楽しみください。