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ジャズサックス「ハーブ・ゲラー」のレコード紹介です。
シルクの肌触り、「艶」のアルト!
ミクロの繊細さ、細部まで全集中!
ウェストコースト、自然体のサウンドを!
一句
①-1『ジャズ・スタジオ2』(54)
《Jazz Studio 2/Herb Geller》
ハーブ・ゲラー(as)、ジョン・グラス(fhr)、
ドン・ファガークィスト(tp)、マーティ・ペイチ(p)、
カーティス・カウンス(b)、ハワード・ロバーツ(g)、
ミルト・バーンハート(tb)、ラリー・バンカー(ds)。
何とも味気ないジャケット&タイトル。
「DECCA」レーベルはジャズ専門外だからか。
このシリーズは「6」まであるようだが、カラーの違いだけという情けなさ。
1曲目「Laura」、ゆったりと曲が流れる。
「美しい」アルトがシルクの肌触りで流れていく。
美しい「艶」のアルトに唖然としてしまう。
ヴォリュームを大きくして聴いて頂きたい。
細部にまで全集中・ミクロの繊細さのゲラー。
腫れ物に触れる注意力で細部まで聴きたい。
だからヴォリュームはでかい程良い。
DECCAのオリジナル盤で聴いている。
「艶」の再現は驚くほど素晴らしい。
速いテンポでも艶を失うことは無い。
丸味のある音が急ハンドルを切り、グイグイ飛ばしていく。
ウェストコースト特有の気張らない自然体のサウンドが楽しめます。
一句
“ 自然体 ゲラー・サウンド 艶に触れ ”
シルクの肌触り・美しいアルトのサウンドをお楽しみください。