№1 粋を失くしたクールジャズ《エディー・シュー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「エディー・シュー」のレコード紹介です。音符

 

個性にしい、何でも吹きたがり屋!
これだけのリーダ作、まさしく器用乏!

まぁ~るく「フカ・ホカ」、「粋」がないール派?

一句

“「ふか・ほか」と 粋をくした クールジャズ”

①『アイ・オンリー・ハヴ・アイズ・フォー・シュー』(54)
《I Only have Eyes For Shu/Eddie Shu》
エディー・シュー(ts,as)、ボビー・スコット(p)、

ヴィニー・バーク(b)、ロイ・ヘインズ(ds)。

リーダ作はこれしかないシュー。
リードの付いてる楽器は何でもくようだ。
トランペットまでも・・・。

 

何でも吹きたがり屋、結局個性がない。
だから、リーダ作はこれだけ。
器用乏とは良く言ったもんだ。

テナーもアルトも運指が同じ。

同じフレーズで吹くからいが殆ど出ていない。
楽器を持ち替えた気持だけ、その効果はない。


「フカフカ・ホカホカ」角のとれたまぁ~るい音が転がる。
アルトはリー・コニッツもどき。
クール派のトーンだが、あくまで「音質」がそうなだけ。
「粋」には聴こえないール派、といえるか。

一句

“「ふか・ほか」と 粋をくした クールジャズ”

 

音譜 「フカフカ・ホカホカ」角のとれたまぁ~るい音をお楽しみください。