№1 クール!熱いカーニヴァル《ジーン・ショウ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「ジーン・ショウ」のレコード紹介です。音符

 

ール」、カーニヴァルの「熱さ」!

ギュロが・コンガが、ンバリズムが!

冷やかな音・熱いメロディー、思議感覚が!

一句

 “カーニヴァル 吹きぶ暑さ クールジャズ”

①『カーニヴァル・スケッチ』(64)
《Carnival Sketches/Gene Shaw》
ジーン・ショウ(tp)、チャールズ・ステップネイ(vib)、エド・ヒギンズ(p)、

ローランド・フォークナー(g)、リチャード・エヴァンス(b)、

マーシャル・トンプソン(ds)、他。

《Richard Evans Blog紹介》

①『Richard's Almanac』(59) №1 弱々しく!ほのぼのと


不思議な感覚にる演奏だ。


タイトル「カーニヴァル」、ジャケットもそのもの。

ギュロが鳴り・コンガが響き、サンバリズムで「ムン・ムン」。

暑苦しい繰返しのリズムで多打ちに合う。


そんな演奏をイメージするが・・。
ところが、演奏は冷え切った「ール」。

東海岸本拠地の方々だから「クール」何て不釣合いだが。
でも演奏がめている。
ちょっとカーニヴァル風ではあるが、ボレロのリズムが入ったり。

主人公のショウのラッパが「クール」ど真ん中。
研ぎ澄まされた冷やかな音質、粋で丁寧なメロディー。
タイトルの意に反した思議感覚のアルバム。

 一句

 “カーニヴァル 吹きぶ暑さ クールジャズ”


作曲・アレンジはベースのエヴァンス。
彼の仕掛が妙なサウンドを創り込んでいる。

 

音譜 ール」なカーニヴァルの熱さをお楽しみください。