№4 マイルス?そのまんまナット版《ナット・アダレイ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ナット・アダレイ」のレコード紹介です。音符

 

マイルス・グループ? そのんまナット版

いいやら・悪いやら、ざけた企画?!
A/B面・Before/After、イセンスに

 

一句

 “ファンキーの 一皮けた モダンジャズ”
 

④-1『ナチュラリー!』(61) 

《Naturally!/Nat Adderley》 
ナット・アダレイ(cor) 

A-side:ジョー・ザビヌル(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。

B-side:ウィントン・ケリー(p)、

ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。

 

④-2 オランダ盤

 

《Nat Adderley Blog紹介》

②『Branching Out(58) №2 弾丸音!ベースソロ

③Work Song』(60)№3 粋!アレンジ、兄貴超え


行け・行け・どんどんのファンキー・ラッパ。

これが随分変わった。
一皮剥け、ダンな香りが強くなった。
レーベルが変わったからか。

 

A/B面で異なるグループのセッション。

J.ザビヌル(A面)の生ピ演奏を初めて聴いた。
何の変哲も無い・大人しさに驚くが、A面は終始人しい。

B面のメンバーはマイルスG.のナット版。

ふざけた企画、としか思えんのだが。
A面とはガラッと変わり、一揆にイセンスに・モダンに。

 一句

  “ ファンキーの 一皮けた モダンジャズ ”


ジャズがきている。

A/B面でBefore/Afterである。
ドラムの一発、チェンバースの弾む音。

ピアノは「コロ・コロ」転がるようにグルーヴする。


そんな良さを如何なく揮するのが「Oleo」。
スピードに乗り、ナットが小刻みにはしる。

こんなプレイは他にチョットない。

 

音譜 以前の演奏と異なる、イルス・グループのナット版をお楽しみください。