№3 粋!アレンジ、兄貴超え《ナット・アダレイ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ナット・アダレイ」のレコード紹介です。音符

 

ファンキーの表作「ワーク・ソング」

勢いに頼らない、なアレンジ

兄貴キャノンボール、えた?!
一句

“ チェロとギター なアレンジ 兄貴超え ”

③ワーク・ソング』(60)  

《Work Song/Nat Adderley》
ナット・アダレイ(cor)、

ウェス・モンゴメリー(g)、ルイ・ヘイズ(ds)、

ボビー・ティモンズ(p)、サム・ジョーンズ(cello,b)、

キーター・ベッツ(cello,b)orパーシー・ヒース(b)。

 

《Nat Adderley Blog紹介》

①『To The Ivy League~』№1 そこのけ兄貴!俺リーダー

②『Branching Out』(58) №2 弾丸音!ベースソロ


1発目、ファンキーの代表作「ワーク・ソング」。
兄貴キャノンボールにも同じ曲がある。

だが、やはり当③には素オリジナルの強みが。


②『Branching Out』のJ.グリフィンは居ない。

兄貴も居ないから、当③はじっくりとナットがわえる。

タイトル曲、チェロのアレンジは旨味たっぷり。

重厚さと弾むビートが心拍数を「ぐっ」と上げる。
又、ウェスのギター、ティモンズのピアノの起用が的を得た。

の良さ&グルーヴ感に満たされる。

「Violets For Your Furs」(コートにみれを)。

ラッパ・ギター&ベースのトリオで演奏。

語りかけるように奏でるバラードは聴き応え充分。
 

ギター&チェロを活かしたなアレンジです。
ナットの勢いに頼らない側面が活きている。

兄貴よりワンランクえか。

何より「ワークソング」はジャズ史を飾る名曲です。

 

 一句

 “チェロとギター なアレンジ 兄貴超え”

 

音譜 ジャズ史を飾る曲・名演「ワークソング」をお楽しみください。