№2 弾丸音!ベースソロ《ナット・アダレイ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズトランペット「ナット・アダレイ」のレコード紹介です。音符

 

「スリー・ウンズ」+J.グリフィン

暴れまくり集団、撃ラッパの嵐

注目、弦をはじく丸音・ベースソロ

 

一句

 “ 剛腕の 丸音や ベースソロ ”

②『ブランチング・アウト』(58)
《Branching Out/Nat Adderley》
ナット・アダレイ(cor)、ジョニー・グリフィン(ts)、

ジーン・ハリス(p)、アンディ・シンプキンス(b)、ビル・ダウディ(ds)。

《Nat Adderley Blog紹介》

①『To The Ivy League ~』№1 そこのけ兄貴!俺リーダー


有名人とタッグを組んだアルバム。

筋のG.ハリス(p)のトリオ「スリーサウンズ」。

そして、J.グリフィンが加わる。

 

両手で「グワァン・グワァン」叩きまくるピアノ。
G.ハリスは迫力で押すダイナミックなピアノ。
負けじとグリフィンがれ馬の如く跳ね回る。


ナットが発破をかけ、撃ラッパの嵐。
全員揃って荒くたい・暴れまくり集団。

そんな中、少し押さえ・纏まりがあるタイトル曲。
アルバムの中で「しくない」偏見のイチ推し。


ベースソロが多くフィーチャされている。
力強く弦を絞り・弾く音がりとなり突出する。
聴き終わると、脳裏に刻まれたのはベースソロだけ・・。

 

 一句

  “ 剛腕の 丸音や ベースソロ ”

 

音譜 全員揃って腕力勝負の中、ベースの弦を絞るさをお楽しみください。