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ジャズトランペット「サド・ジョーンズ」のレコード紹介です。
アフター・アワーズ、「さぁ～、演って」！
リラックス＆緊張感の狭間、一発芸！
勢い余って、温もりの中域トーンは・・
一句
“ リラックス 五時からジャズマン 一発芸 ”
④『アフター・アワーズ』(57) 《After Hours/Thad Jones》
サド・ジョーンズ(tp)、フランク・ウェス(ts)、
ケニー・バレル(g)、マル・ウォルドロン(p)、
ポール・チェンバース(b)、アーサー・テイラー(ds)。
《Thad Jones Blog紹介》
②『The Magnificent』(56) №2 煙草or餌？ハトのサド
③『The Magnificent Vol.3』(57) №3 VS兄弟！パワードラムが
これはプレスティッジ・レーベルの御得意芸。
所属ジャズマンの集合「寄せ集め・一発芸」。
「さぁ～、演って」と、1枚分の演奏をする。
タイトルどおりの企画である。
例えば、ホリプロの芸人集めてドラマを撮る。
ちょっと違うかも・・・？
演奏の出来が悪い？
そう思えないのがジャズのイイとこ。
テーマの仕上げもバッチリ、文句はない。
良く言えば、リラックスと緊張感の狭間「一発」妙技が聴ける。
一句
“ リラックス 五時からジャズマン 一発芸 ”
サドの好きなとこは、温もりの中域トーン。
ちょっと古臭い香り、落ち着いたフレーズ。
当④が残念なのは、ミュートプレイが多いこと。
期待するサドの中域トーンに浸れないとこだろう。
「寄せ集め・一発芸」の勢いをお楽しみください。
