№3 VS兄弟!パワードラムが《サド・ジョーンズ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
ジャズトランペット「サド・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

 

ジョーンズ兄、激なるか

弟分・エルヴィン、ワードラム

 Vs. 兄貴サド、臭いラッパ勝負

一句

  “ 弟の パワードラムに る兄 ”

③『ザ・マグニフィシェント Vol.3』(57)
《The Magnificent Vol.3/Thad Jones》
サド・ジョーンズ(tp)、ベニー・パウエル(tb)、

ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、ジジ・グライス(as)、

トミー・フラナガン(p)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)。

《Thad Jones Blog紹介》

①『Detroit-New York Junction』(56)№1 ごつい!1500番台

②『The Magnificent』(56)№2 煙草or餌?ハトのサド


サドはBlue Noteレーベルに3作品を残した。
当③がラスト「Vol.3」で、タイトルはその意味。

ドラムはのエルヴィンを起用。

今後J.コルトレーンと共にジャズ史を飾るビッグドラマーに。
 

その片鱗が、1曲目「Slipped Again」で聴ける。
「ドキッ」とする迫したドラムの音。

「やっぱ違う」と、つい思ってしまう。

サドの3枚、H.バップの撃ラッパではない。
豊かな音はベイシー楽団に在籍したからか。
中間派のメロディーを臭わせる安定した乗りがある。


B#1「Let's」は兄弟トルが聴ける。

エルヴィンの強靭なリズムとサドが演りあう。
新たな次元の弟 Vs. 臭い兄貴。

 

この勝負、弟分の斬新さとパワーに軍配が。

 一句

  “ 弟の パワードラムに る兄 ”

 

音譜 エルヴィンの強靭なリズムワーク&サドのラッパをお楽しみください。