(続)№3 アンサンブル&絶叫テナー《(英)トミー・スミス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
   ジャズサックス「トミー・スミス」のレコード紹介です。音符

一見アンサンブル重視、国ジャズ?? 

絶叫アドリブ&ドラム連打、ンタープレイ

繰返すテンション、ピーク&ンパクトが

一句

  “ 英国の 想わぬ叫 アドリブや ”

③『パリ』(92)   

《Paris/Tommy Smith》
トミー・スミス(ts)、

ジュリアン・アルグレス(as,ss)、ガイ・バーカー(tp,monette)、

ミック・ハットン(b)、ジェイソン・ロベーロ(p)、ジェレミー・トレイシー(ds)。
 

《Tommy Smith Blog紹介》
①『Step By Step』(88)№1「銭湯・風呂場でサックスを??」    

②『Forward Motion』英№21 マイケル・ブレッカーの双子??


劇的なシナリオで展開されるラム仕立てのジャズ。
全曲スミスのオリジナル、アレンジも同じであろう。
 

3ホーンのンサンブルは重厚さがある。

研ぎ澄まされた1ホーンを3本手にとるように。

スミスの絶叫アドリブとドラムがコミュニケートするンタープレイ。
何度も繰り返すテンションのピークをシンバルが呼応する。

そのインパクトはドンドン高まっていく。


アレンジ重視のグループではあるが、スミスのアドリブが突出。
テナーの悲鳴、叫型のアドリブがグループを印象づける。
ドラムの連打が単なるアレンジバンドにさせない凄味が。

 一句

   “ 英国の 想わぬ叫 アドリブや ”


推しの1曲はA#1「Dischord」。
スミスとドラムの絡み、的なシナリオでアレンジされた1曲だ。

 

音譜 A#1の曲、アンサンブル&叫アドリブ、ドラムの絡みをお楽しみ下さい。