キラキラと派手！　M.ブレッカー似の双子？？

K.ジャレットか？　ピアノトリオのインタープレイに絶賛！

EU多国籍作品！　強烈なアンサンブルの巧さは絶品！

一句

　　　“　派手に鳴る　きらきらブレッカー　似た奴よ　”

②『フォワード・モーション』(85)
《Forward Motion/Progressions/Tommy Smith》
トミー・スミス(ts)、ラズロ・ガードニー(p)、

テルジェ・ゲヴァルト(b)、イアン・フローマン(ds)。

《Tommy Smith　Blog紹介》
①『Step By Step』(88)　№1「銭湯・風呂場でサックスを？？」

レコード①はメジャー・デビュー・初リーダ作。
この②は①から３年遡り、グループ「プログレッション」一員での作品。
リーダはピアノのガードニーと思われる。

①は銭湯での演奏？テナーのエコーがひどく、まともと思えない軟弱者の演奏。
②ではエコーはないが音質・フレーズに変わりは無い。
高域のロングトーンをクールに伸ばす癖は①の臭いがプンプン残る。

トータルイメージはマイケル･ブレッカーに似ている。
高域の伸び、音質・フレーズがキラキラした派手さ。
M.ブレッカー・双子サウンドと思える程。

一句　　“　派手に鳴る　きらきらブレッカー　似た奴よ　”

スミスはスコットランド、ガードニーはハンガリー出身。

録音はノルウエー、レーベルは英国「hep」。
万国博覧会を催す程の多国籍作品。
仕上がった演奏はチョット珍しい。
情緒豊に・クールなロングトーンを多用した雰囲気重視の創り。
まるでECMサウンドを物真似たような。

B#2,#3は傾聴したい。力を込めた・テンションの高いアドリヴが続く。
ピアノトリオの演奏・インタープレイは絶賛モノ。

キース・ジャレット(p)を思わす力量がある。
EUの優れ者達はアンサンブルが強烈に巧い。
息の合った統率感・インタープレイがこの２曲に凝縮している。

(続)英№21 マイケル･ブレッカーの双子？？《トミー・スミス(ts)》

(続)英№21　マイケル･ブレッカーの双子？？《トミー・スミス(ts)》