(続)№8 邪魔!騒音・ど下手ドラム《ボブ・バーグ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
 ジャズサックス「ボブ・バーグ」のレコード紹介です。 ルンルン

 

「もうよしてくれ」一人舞台でえまくるライヴ

デビューから5年、喝・怒涛の音が攻め

益々力強く・体派の頂点に昇り詰める

一句

 “邪魔されて 脅すテナーの 喝音”

⑧『ステッピン』(82)
《Steppin'/Bob Berg》
ボブ・バーグ(ts)、ダニロ・レア(p)、

エンゾ・ピエトロパオリ(b)、ロベルト・ガット(ds)。


《Bob Berg Blog紹介》

⑥『Silver'n Voices』(76)№6 コーラス相手に脅し上げ

⑦『Lite Flite』(77)№7 錯乱!突然変異・爆裂音


イタリアのリズム陣を従えてのライヴ録音。
酷い録音、音が悪くて音・雑音に埋もれた演奏。

ド下手なドラムの音が一番でかい。
テナー以上にでかく、ドラムが聴き取れない程の音。

バーグの音は脅し上げる喝の音。
怒涛の如く・雪崩の如く押し寄せる迫力。
「もうよしてくれ」と言う程一人舞台で吹きまくる。

初リーダ作④『New Birth』から5年経った演奏。

益々力強く体派の頂点に昇り詰めて行く。


だがドラムの騒音に魔されてる。

充分に堪能出来ないのは残念。
伊の連中の喧しさが邪魔した1枚ではある。

 一句

  “邪魔されて 脅すテナーの 喝音”

 

音譜 ドラムとのバトルで始る、涛・雪崩の如く押し寄せる迫力をお楽しみ下さい。