№2 小悪魔?可憐なヴィブラート《バーバラ・リー(女性Vo)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

キスマークご訪問ありがとうございます。
女性ジャズヴォーカル「バーバラ・リー」のレコード紹介です。キスマーク

 

独り占めの「畳半シンガー」、威勢良く

脅しの効いた低い声、びれた感が漂い

生々しい命体が空間で踊り・跳ねる
一句
 “小魔の 可憐な歌声 ヴィブラート”

②『バーバラ・リー』(56)
《Barbara Lea》
バーバラ・リー(vo)、ジョニー・ウィンドハースト(tp)、ディック・キャリー(as)、

リチャード・ローマン(p)、アル・ホール(b)、オシー・ジョンソン(ds)、他。

《女性ヴォーカル Blog紹介》

①『A Woman In Love』(55,78)№1 「ぐっ」!独り占めの歌声


デビュー作①『A Woman In Love』翌年の演奏。
この作品は①より気良く歌う。


独り占め出来る「畳半シンガー」。

そんなバーバラが好きだ。

だが、当②はちょっと威勢良く好みから外れた。

この録音はプレスティッジ社で、名手R.ヴァンゲルダーによる録音。
モノラルレコードをノラル・カートリッジで聴く。
声と楽器が浮き彫りにされ、立体感に驚く。

録音エンジニアで転地逆転ほど音が変わる。
バーバラが2歩は前に歩み寄る。

ぶりつき」ど真ん前で歌ってくれる。
 

「ボロン・ン」生々しいギターの弦を弾く。
鳴り響くギターにバーバラが絡む。
脅しの効いたバーバラの低い声に、びれた感が漂う。
もう少し・可愛さが欲しいが・・・。

 一句
  “ 小魔の 可憐な歌声 ヴィブラート ”


こんな生々しい命体が空間で踊り・跳ねる。

そんなジャズの音場に驚くばかりのレコードです。

 

キスマーク 鳴り響くギターの音とバーバラの微かなヴィブラートをお楽しみ下さい。