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ジャズサックス「ソニー・クリス」のレコード紹介です。
EU定住・帰米第二弾、断トツの一押し!
腰の据わった粘り・強さ&スピードで攻める!
カムバック後のタル、ブ厚いコードの迫力!
一句
④『アップ・アップ・アンド・アウェイ』(67)
《Up,Up And Away /Sonny Criss》
ソニー・クリス(as)、タル・ファーロウ(g)、
シダー・ウォルトン(p)、ボブ・クランショウ(b)、
レニー・マクブラウン(ds)。
《Sonny Criss Blog紹介》
②『Jazz-U.S.A.』(56.1)№2 インパクト!クリス・マス(増す)
③『This Is Criss !』(66.10)№3 EUへ・NYへ!蘇ったクリス
当④と③『This Is Criss』は、帰米後の作品。
この2枚の作品は素晴らしい出来。
①『Go Man!』は評論家の評価も高く代表作。
私は帰米後の③と④が断トツのイチ推し。
③は渋味と力強さのクリス。
当④は強さ&スピード感に溢れる。
腰の据わった粘り&うねりの強さ。
スピードに乗り切り、強さでグイグイ押し込む。
一句
“ 帰米して うねるスピード 粘り腰 ”
①のクリスとは別人の如く蘇った。
特に、タル・ファーロウが御見事。
A#1のタイトル曲、タルがかき鳴らすコードは、
音の厚さ&迫力を添える。
絶好調は「Scrapple From The Apple」。
速いテンポで、アルトと思えぬ太さで突っ込む。
カムバック後のタルはズ太いシングルトーンで切れ込む。
アルトとギターのドスが効いた4小節バトル。
格闘技を思わすこのバトルは聴き処の1つだ。
A#1のタイトル曲、タルのギターの音の厚さ、クリスのスピード&強さをお楽しみ下さい