№2 インパクト!クリス・マス(増す)《ソニー・クリス(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ソニー・クリス」のレコード紹介です。ルンルン

 

「草笛」の①『Go Man』より出来がイイ
アクセント&タンキング、押しすインパクト

軽快に弾きまくるケッセル、ギターの快感

一句

 “タンキング 切れとりや クリス・増す”

②『ジャズ-U.S.A』(56.1~3)
《Jazz-U.S.A./Sonny Criss》
ソニー・クリス(as)、ケニー・ドリュー(p)、

バーニー・ケッセル(g)、ビル・ウッドソン(b)、

チャック・トンプソン(ds)。

《Sonny Criss Blog紹介》
①『Go Man !』(56) №1 草笛!艶歌ジャズ


①『Go Man!』より、1ヶ月程早く録音された。
①の「笛」の甲高く・耳を刺す音ではない。

アクセントの強さ・明確なタンキング。

特に、太く押し倒してくるンパクトは抜群。
①の艶歌「こぶし」もなく、ヴィブラートはあるが気にならない。

 一句

 “タンキング 切れとりや クリス・増す”


①の「スクータ」よりよっぽど出来が良い。

この②を差し置いて、①が代表作に。

とても理解し難い。
ただ、どの曲もた寄ったりの演奏。


その中で、イチ推しは「Alabamy Bound」。

大好きなB.ケッセルが目立つ。
軽快に弾きまくるケッセル。

スィンギーに乗りまくるクリス。

この曲には快感があり抜群の出来。

クリスは15歳でLosに移住し西海岸で活躍。
当時の西海岸ではクールでウォームな白人ジャズが主流。
そんな中、H.ップ一気通貫ゴリゴリのクリス。
NYCで主流の黒人のH.バップを貫いたのは偉い。

 

音譜 軽快なケッセル&スィンギーに乗るクリスの快感を楽しんで下さい