№6 首振り八年!フルート?《ビル・エヴァンス(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
ジャズピアノ「ビル・エヴァンス」のレコード紹介です。音符

 

「ヒュィゥ~・ボォオ~」首振り八年・

尺八に負けぬフルート、震え・風力&風

フルート&エヴァンス、角的インタープレイ
一句

 “首振らず フルート圧 なぎ倒す”

⑥『ワッツ・ニュー』(69)
《What's New/Bill Evans》
ビル・エヴァンス(p)、ジェレミー・スティグ(fl)、

エディー・ゴメス(b)、マーティー・モレル(ds)。

《Bill Evans Blog紹介》

④『Interplay』(62)№4 相棒の死!感性失い・やる気無し

⑤『Montreux Festi.』(68)№5 日本刀!研ぎ澄まされたピアノ


「ヒュィゥ~・ボォオ~」。

「尺八は振り八年」という。
何度も吹いたが、音が出ない尺八。
首を八年振り続けて、ヴィブラートの練習。

の意味らしい。

スティグのフルートは「尺八」そのもの。
風力・風圧&えがまさしく「尺八」。

聴き処は「Straight No Chaser」。
ヴォリュームを上げて聴いて欲しい。
尺八に負けぬフルートの風で、身体が飛ばされ・・・。

ピアノレス・フルートの箇所がある。

まさしく巨大な台風と巻きで凄まじい風圧。
体感できる最大のシチュエイションを創る。

 一句

 “首振らず フルート圧 なぎ倒す”

 

エヴァンスとスティグのインタープレイが絶妙。
スティグに、エヴァンスのメロディーが被る。
角的な音の突っ込みはエヴァンスの御得意技。


フルートの太い「ガササ」音が絡んでいく。

どんどん緊張感が高まる聴き所です。

 

音譜 フルートの風圧、エヴァンスの角的な絡みをお楽しむ下さい。