(続)№4 相棒の死!感性失い・やる気無し《ビル・エヴァンス(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。

ジャズピアノ「ビル・エヴァンス」のレコード紹介です。音符

 

ラファロ事故死、翌年に「ンタープレイ」?

アドリヴ・バッキング、ターを全面起用
相棒の死で性失うエヴァンスやる気は?

一句

 “ラファロ亡き インタープレイ る気なし”

④『インタープレイ』(62)
《Interplay/Bill Evans》
ビル・エヴァンス(p)、フレディー・ハバード(tp)、

ジム・ホール(g)、パーシー・ヒース(b)、

フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)。
《Bill Evans Blog紹介》
②『Exprolations』(61.2)
№2 くーる美ず!炎上封じ込め
③『At The V. Vanguard』(61)№3 ラファロ、天に!最期の演奏


ラファロ&エヴァンスがアドリヴで絡み合う。

その即興演奏を「ンタープレイ」と呼んだ。
 

当④はラファロの交通事故の翌年の演奏。
他界以降に、他人との「インタープレイ」とは。
タイトルに反し、インタープレイは無い。
エヴァンスの姿が「んやり」とするだけ。


ピアノトリオから一揆にクインテットに変更。
2度とラファロのような相棒はない。

と、思ったのか
まるで、ハバードが主人公のようだ。

エヴァンスが目立たないのはターのせいだ。
美しいブロックコードが聴きたい。

だが、ギターのバッキングが主役。
エヴァンスの「る気」の無さはミエミエだ。

 一句

 “ラファロ亡き インタープレイ る気なし”


エヴァンスは粒立ち良い・明るい音で好感はもてる。

だが、何てこと無いH.バップのフレーズ。
ラファロの死で性までも失ったか

と、思うほどに味を引かない演奏だ。

 

音譜 特に際立ったンタープレイの無い「インタープレイ」という曲をお聴き下さい