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ジャズサックス「エリック・ドルフィー」のレコード紹介です。
「怪鳥の悲鳴」ドルフィーが意表を突き!
「べらんめぇえ~」アーヴィンにウキウキ!
狂双曲・個性の狂乱節!だが控え目に・・
一句
⑫-1『ザ・クウェスト』(61.6)
《The Quest/Eric Dophy》
エリック・ドルフィー(as,cl)、ブッカー・アーヴィン(ts)、マル・ウォルドロン(p)、
ロン・カーター(cello)、ジョー・ベンジャミン(b)、チャーリー・パーシップ(ds)。
《Eric Dolphy Blog紹介》
⑩『Out To Lunch !』(64.2)№10 不気味!単発的悲鳴音
⑪『Last Date』(64.6.2)№11 最期の演奏!バスクラが偲ぶ
ドルフィーがリーダに見えるのは「ばったもん」。
オリジナルはマル・ウォルドロン(p)がリーダ。
プレスティジ社の常套手段・ばったもんジャケット。
録音時期は④『Where !』と同年月。
④の激しい象の「いななき」は当⑫には無い。
音が飛びまくる奇抜なフレーズは盛り沢山。
だが、リーダに気を使い「いななき」は控えたか。
B.アーヴィンとの2ホーンだから大好き。
狂乱アーヴィン&野生動物ドルフィーのバトルは最高。
A#1「Status Seeking」。
ドルフィーに続きアーヴンのアドリヴ。
ドルフィーの「怪鳥の悲鳴」。
野生動物の鳴き声が意表を突く。
アーヴィンの「べらんめぇえ~」にウキウキ。
だが、控え目なのが残念。
一句
“べらんめぇえ~ 鳥も悲鳴の 狂双曲”
両者狂った狂双曲、個性の狂乱節だが控え目。
リーダがマルだからしょうがないのか。
「怪鳥の悲鳴」&「べらんめぇえ~」調の狂双曲をお聴き下さい 《A#1の曲》