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ジャズサックス「エリック・ドルフィー」のレコード紹介です。
「不気味」、断続的な単発音は悲鳴・奇声音!
フリージャズ+H.バップ「香辛料」を少し!
全作品中の異物、ドルフィーが見えない!
一句
“つまらない 象のいななき 音もせず”
⑩『アウト・ツー・ランチ』(64.2)
《Out To Lunch ! /Eric Dophy》
エリック・ドルフィー(as,bcl,fl)、フレディー・ハバード(tp)、
ボビー・ハッチャーソン(vib)、リチャード・デイヴィス(b)、
アンソニー・ウィリアムス(ds)。
《Eric Dolphy Blog紹介》
⑧『In Europe Vol.2』(61.8)№8 死に急ぐ!超急速テンポ
⑨『In Europe Vol.3』(61.8)№9 もて遊ぶ!暴れ音に
何とも風変わりなジャケット。
時計と振り子にドアの取っ手。
時計の針は7本、5本多いが。
メンバが5人と関係が?
そして、振り子は止まっている。
時を止めた5人のグループ? 意味不明だが。
H.バップにフリーの「香辛料」をブッ掛けた。
だが、当⑩は真逆。
フリージャズにH.バップの香辛料をブッ掛けた・・・。
演奏が不気味、ピアノレスだから余計に。
アドリヴの単発音が断続的な悲鳴・奇声音。
象&馬の「いななき」を超越した楽器が怒鳴る。
一句
“つまらない 象のいななき 音もせず”
バラバラの音を束ねるT.ウィリアムスのドラム。
基本ビートを崩さない複雑なシンバルワーク。
スリルを与え、H.バップの香辛料を効かす。
⑨『In Europe』以降の3年間、リーダ作が無い。
J.コルトレーンのグループで活動してたから。
当⑩はコルトレーンの影響を受けたか?
当⑩と⑪『Last Date』。
評論家は代表作に、歴史的作品に上げる。
10数枚の作品中異質な作品だから無視。
興味はあるが、2度3度と聴きたくは無い。
全作品中異質としか言いようがない表現ジャズをお聴き下さい