№4 「文句」無し!これがイチオシ《セロニアス・モンク(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズピアノ「セロニアス・モンク」のレコード紹介です。ルンルン

 

これがチオシ! 句」無し

ピアノの音が弾み、とにかく「しい」
竹林な曲調との一体感、C.ラウズの巧さ

一句

   “ 句無し 曲に合わせりゃ 皆楽し ”
④モンクス・ドリーム』(62)
《Monk's Dream/Thelonious Monk》
セロニアス・モンク(p)、チャーリー・ラウズ(ts)、ジョン・オー(b)、フランキー・ダンロップ(ds)。

《Thelonious Monk Blog紹介》
①『Brilliant Corners』(56)     ②『Monk's Music』(57)
№1 下手クソ!やればやるほど邪魔                  №2 違和感!慣れたら「必然性」

③『Misterioso』(58)
№3 邪魔者!辛抱にも飽きが・・


紹介した4枚で、これがチオシ。
評論家諸氏は①『Brilliant Corners』、②『Monk's Music』を代表盤にする。

 

ただでさえ聴き辛いモンクだが、この1枚は「しい」。
ピアノの音1つ1つが「む」。
陽気で・楽しさに満ち溢れ・ハッピー感覚が伝わる。

ソロピアノだって、「人だろ」とは思えない。
あやふやな音では無い、明確な音質&リズムで乗れる。

 

ピアノのバッキングだって、手を抜かない。
③『Misterioso』のようにけて弾かない、ってことはない。

リズムに乗り・強いバッキングがテナーをプッシュする。

テナーのラウズが高にイイ、J.グリフィン&S.ロリンズはド下手。

ラウズのアドリヴはモンクの「カクカク」曲調と合わす。

竹林な曲調を巧く活かし、モンクとの一体感がある。

  一句

     “ 句無し 曲に合わせりゃ 皆楽し ”


際立つ明るさは音の構成と前のめりなリズム感からか。
不気味・意味不明なアルバムが多い中で、明るく・親しめる1枚だ。

 

音譜 妙竹林な曲と巧くわすテナーのアドリヴをお聴き下さい  《フルアルバム》