№5 ご勘弁!安っぽい「艶」《ルー・ドナルドソン(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
        ジャズサックス「ルー・ドナルドソン」のレコード紹介です。
ルンルン
 

④『LD+3』の「グイグイ・リゴリ」音が変化
」のロングトーン・「綺麗」な音に変身

っぽい」ムードアルト?! 勘弁して欲しい・・

一句

   “ ご勘弁 っぽいムード 艶の音 ”
⑤『サニー・サイドアップ』(60)
《Sunny Side Up/Lou Donaldson》
ルー・ドナルドソン(as)、ビル・ハードマン(tp)、ホレス・パーラン(p)、

サム・ジョーンズorレイモン・ジャクソン(b)、アル・ヘアーフッド(ds)。

《Lou Donaldson Blog紹介》

①『Swing and Soul』(57)      ②『Lou Takes off』(57)

№1 ドナルド・ダック!アヒルが「損」?       №2 ロケット噴射!爆発ジャズ

③『Light-Foot』(58)         ④『With The Three Sounds』(59)
№3 艶の音!海&空・突き抜け                       №4 LD+3!蒸気機関車・猛ダッシュ


聴いてるレコードは国内盤KINGレコード。
有難いのはモノラル録音、やっぱモノラルがGood。
①~④は国内TOSHIBA盤で、擬似ステレオが多い。
とかくブルーノートはTOSHIBA or KING、どっちがイイ音と言われる。

比較試聴しブログに書いたこともある。
私は、音質はTOSHIBAが好き。(モノラルで)
TOSHIBA盤は「ゴリゴリ・ンゴン」ジャズ特有の野性味溢れる音。
ドラム・ベースが荒削りで・大きな塊で押し出す。

反面、KING盤はスマートでーディオ的に良い音。
粗さが少なく、上から下まで均一な音。
ャズ的にTOSHIBA、オーディオ的にKINGって感じ。

このレコードはラッパが入り、2ホーン。
④『LD+3』は「グイグイ・リゴリ」と男らしく攻めた。
この⑤では「麗」な音に変った。
高域を多用したフレーズが多く、太く重量級の音が消えた。

ラッパの音と同じく高域の鳴りっ放しは疲れる。
」のあるロングトーンではある。

だが、「っぽい」ムードアルトのようで勘弁して欲しい。
ルー・オヤジは重たく・太く・グイグイ引っ張るアルトがベスト。

  一句

     “ ご勘弁 っぽいムード 艶の音 ”

 

音譜 ムードたっぷり「」のアルトサックスの演奏をお聴き下さい

音譜 以前のルー・ドナルドソンと異なる「麗」な音をお聴き下さい 《フルアルバム》