№1 「幾何学」模様織成すアレンジ《ポール・ホーン(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。
        ジャズサックス「ポール・ホーン」のレコード紹介です。ルンルン

 

マイルスのモード承者 独自のモード

「カク・ク」アドリヴ、機械的に跳ね・・・
何学」模様織り成す・テーマ&アレンジ! 

一句

   “ カクカクと 何学模様 音に化け ”
①『サムシング・ブルー』(60)
《Something Blue/Paul Horn》
ポール・ホーン(as)、エミール・リチャーズ(vib)、ジミー・ボンド(b)、ポール・モア(p)、

ビリー・ヒギンズ(ds)。

マイルスのモードの継承者は。
黒人はJ.コルトレーン、白人はポール・ホーン。と言われる。

 

全曲オリジナル、テーマの新さに驚く。
リズムに乗る、スイング?! 何てお呼びでない。
「カク・ク」感のテーマが面白い。

 

硬い金属音・ルス的に刻むヴァイブが意表を突く。
ヴィブラートしないヴァイブ、叩きつける「琴」がリズミカル。

叉、樽を叩くような粗削りなドラムの音がインパクトを与える。

ホーンのアルトは聴きなれ無いアドリヴ。
抽象画のような・掴みようの無いメロディーが「クワッ・ワッ」と宙を舞う。
マイルスのモードを継承、というより自のモード展開。

奇妙奇天烈・パルス的昇り下りのアドリヴが面白い。

B#3、この曲は何度聴いても飽きない。
何学的模様の楽器のパートに興味を惹く。
4ビートのドラムが意表をつくリズムで飛び出す。
アルト&ヴァイブの「カク・カク」アドリヴが械的に跳ねる。
こんな斬新なテーマ&アレンジ! ポール・ホーンが面白い。

  一句

     “ カクカクと 何学模様 音に化け ”

 

音譜 何学」模様のテーマ&アレンジをお楽しみ下さい  《フルアルバム》

 

音譜 B#3の曲「ハーフ&ハーフ」、カレーとラーメンのセット定食のような