№1 今更?「バップ・ちゃんぽん」へ《マーク・モルガネリ(tp)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルン ご訪問ありがとうございます。
        ジャズトランペット「マーク・モルガネリ」のレコード紹介です。ルンルン

70年代後半、フト「ジャズ・フォーラム」オープン

80年代でもH.ップ野郎 だから好きだが・・

バップ・「ゃんぽん」は、どうも・・・

一句  

   “ どうしても バップゃんぽん 血が騒ぐ ”
①『ライヴ・オン・ブロウドウェイ』(82)

《Live On Broadway/Mark Morganelli》
マーク・モルガネリ(tp,flh)、ジェームス・スポールディング(as)、ジョン・ヒックス(p)、

ヴィック・ジュリス(g)、レイ・ドラモンド(b)、ビリー・ハート(ds)、ガルハーム・フランコ(conga)。

モルガネリは80年代でもH.ップ野郎、だから好きだ。
70年代後半、NYCにロフト「ジャズ・フォーラム」オープン。

H.バップを主体にライヴを展開。

このレコードもライヴ録音、音が雑・演奏も粗い。
ジャムセッションの一発録り としか思えない粗さは酷い。
ジャズではありえないフェイド「イン」があったり・・。

モルガネリのラッパは中太で肉が詰まった音質。
ハイトーンに酔った乱雑な音もなく実に吹き込む。
ただ、あまりにもップ臭いフレーズには失望するが・・・。
リズム陣も50,60年代の古臭いスタイルで演奏。


古臭いナンバーが続く中、1曲だけのオリジナル。

メッセージ性・メロディー性が無く、うように流れる。

とても、バップの香り何かしないが。
80年代に「バップ・ゃんぽん」、納得できぬ1枚。

  一句  

     “ どうしても バップゃんぽん 血が騒ぐ ”


期待に応えたのはJ.スポールディングのアルト。
何時もながらの強く・いアルトの音は魅力一杯。

 

音譜  ジャズ・フォーラムの「ップ香る」ステージ・映像をご覧下さい