№8 爆発!アバンギャルド一色《ジョージ・アダムス(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
ジャズサックス「ジョージ・アダムス」のレコード紹介です。ルンルン

 

EUツアー・ライヴ化型単発グループ

アダムス&ハンニバル(tp)協演、力が押す

アバンギャルドに染め上げる、爆発・壊音

一句

 “艶歌捨て アヴァンギャルドや 壊音”

⑧『モア・サイティングス』(84)
《More Sightings/George Adams》
ジョージ・アダムス(ts)、マーヴィン・ハンニバル・ピーターソン(tp)、

ジョン・スコフィールド(g)、ロン・バートン(p)、

ウォルター・シュモッカー(b)、アレン・ネルソン(ds)。

《George Adams Blog紹介④~⑦》

 

⑥『Metamorphosis』(83)№6「馬のいななき・卒倒寸前!

⑦『Decisions』(84) №7「前衛へ一歩!懐かしむ泥臭さ


⑦『Decisions』と同年録音。

だが、チューリッヒでのイヴ演奏。
当⑧ではがらっと全員メンバ交替。

 

ピューレンとの定番カルテットは、今後とも続く。
EUツアー・ライヴのための発グループ。

ラッパとギターが加入する超イレギュラー体制。
アダムスとハンニバルの力が凄まじい。

ハンニバルとの相性・音楽観はピタッシ。

ライヴだからか、両者エネルギー全快・発。

 一句

 “艶歌捨て アヴァンギャルドや 壊音”

 

スコフィールド(g)が登場すると世界が変る。
「アバンギャルドと泥臭さ」の融合は消え去る。
全てをチ壊し、別世界を創り込む。

スコフィールドの存在は「物」扱いしたい。


定番カルテットの統一コンセンプトを破壊。

全く別物と化した。


アダムスの泥臭い情念フレーズは滅。

フリーキーに・バンギャルドに染められ爆発。
アダムスの変化球を楽しむには良い。

だが、お祭り騒ぎが酷過ぎ「物」ライヴとも。

 

音譜 アダムスとハンニバル(tp)の「力」をお聴き下さい。