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ジャズサックス「ジョージ・アダムス」のレコード紹介です。
破れかぶれ・激情型から新たな側面へ!
前衛一歩手前、不安定感漂いつ!
つい、泥臭さを懐かしむ!
一句
⑦『ディシジョンズ』(84)
《Decisions/George Adams》
ジョージ・アダムス(ts)、ドン・ピューレン(p)、
キャメロン・ブラウン(b)、ダニー・リッチモンド(ds)。
《George Adams Blog紹介》
⑤『Life Line』(81)№5「「海と田んぼ」のサンバ?!」
⑥『Metamorphosis』(83) №6「馬のいななき・卒倒寸前!」
当⑦は随分とリラックスした演奏。
⑥でエネルギー爆発のヴォルテージを最高に押し上げた。
当⑦では、一揆にトーンは下落。
たまの「馬のいななき」。
だが、曲は穏やか・のんびりと展開される。
この人、J.コルトレーン型。と、納得。
音の表面は硬質だが、比重が重く・堂々と。
誇らしく鳴り響く。
B#1、珍しく前衛っぽい演奏、全く面白く無い。
ドラムがリズムを崩す。
アダムスはアヴァンギャルドにむちゃくちゃ吹き。
泥臭さい側面を失い、説得力の欠けた演奏に。
当⑦には以前に無い一面がある。
穏やかさと前衛一歩手前の側面を聴かす。
従来どおり期待すると、少々肩透かしを食らう。
アダムス「らしくない」と言い切るなら。
これは、駄盤扱いかも。
一句
“ 懐かしむ 前衛嫌いの 泥臭さ ”
穏やかさ&前衛一歩手前、新たな側面のアダムスをお聴き下さい。
従来のアダムスタイプはこちら、少々元気の良い曲。