№2 アドリヴ「面」フレーズ変わり果て!《ジョー・ロヴァーノ(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズサックス「ジョー・ロヴァーノ」のレコード紹介です。ルンルン

 

前衛の匂い 「支離裂」何がやりたい

得意技アドリヴ「」フレーズ はヨレヨレ
ロヴァーノは56歳、居生活にまだ早い

一句

   “ 時は経ち 期待の音は わり果て ”
②『フォーク・アート』(08)
《Folk Art/Joe Lovano》
ジョー・ラヴァーノ(ts,ss)、ジェームス・ワイドマン(p)、エスペランザ・スポールディング(b)、

オーティス・ブラウン(ds)。

《Joe Lovano Blog紹介》
①『Solid Steps』(86) №1「「面」フレーズが空間埋め・・


①『Solid Steps』から22年後の録音、①と②を比較しても無意味だが。
当②は①から次元の音に飛んでいった。

①では癖も・アクもない、4ビートジャズ・ド真ん中の音だったが・・。

当②は衛の匂いで覆われている。
フリージャズとは言い難いが、「支離裂」何がやりたいのか意味不明。

通常、アドリヴフレーズは「線」で表現する。

①のロヴァーノは「」で表現する特徴があった。
②の4ビートの曲では面表現が少し聴ける。
ただ、腰に力が入らずレヨレの面表現。

  一句

     “ 時は経ち 期待の音は わり果て ”

 

ロヴァーノは56歳、ジャズマンが居するにはまだ早い。
得意技のアドリヴ「面」表現と力強さを期待したい・・。
このレコードは2LP、前衛っぽい音を延々2枚も聴くのは、まさしく問・・。

 

音譜 腰に力が入らず「ヨレヨレ」ロヴァーノをお聴き下さい 《YouTubeリンク:曲名「Folk Art」》