(続)ポーランド№2 スピリッツ!共産圏越え・・《ヤン・ロブレウスキー(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。

        ジャズサックス「ヤン・ロブレウスキー」のレコード紹介です。ルンルン

 

大らかに・太く・丸く・々と・・・

感情表現力かなロブレウスキー

産主義国家、国境越えたテク&スピリッツ

一句

   “ スピリッツ 国境えた ジャズのテク ”
②『メインストリーム』(73)
《Mainstream/Jan Ptaszyn Wroblewski(ts)》
ヤン・ロブレウスキー(ts)、ウォジェック・カロラック(Hammnod Org.)、

マレク・ブリジンスキー(g)、セスロー・ボルトコウスキ(ds)。

《YouTubeリンク:Mainstream/Jan Ptaszyn Wroblewski》

《Jan Ptaszyn Wroblewski Blog紹介》
①『Flyin' Lady』(78) №1「牛飼いの牧歌的唄声・テナー

ポーランド・ジャズはフリー・前衛でなければ買いたい。
当ロブレウスキーも2枚目、これも叉ジャケットが面白い。
ザクロか? 
ボガドの種抜きか

演奏形態も変ってる。ベースが居ない。
ハモンドオルガンが入り、
ダル操作でベースを代行している。
録音も変ってる。というより悪い。

楽器のボリュームバランスが最悪。オルガン&ドラムの音がカ過ぎ。
主役のテナーが少し左へ外れ、音が小さい。

当②の録音は、①から5年遡る。
ロブレウスキーの音質は①と変らない。
大らかに・太く・丸く・
々と唄う。

ただ、キレが悪く「ラダラ」と吹き続ける。
 

ハイテンポの曲では別人かと思う程吠える。

ヒステリックに・フリーキーに叫び、情表現が豊か。
ドラムのキレとインタープレイはGood。
だが、「
カスカ・ドカスカ」リムショットに、バスドラムがこれでもかと鳴り響く。


このレコードのイチオシはA#2「My Favourite Things」。
ドラムのテク&ロブレウスキーの感情表現力は立派。

録音時、未だ産主義国家であった。と、思うと驚きが隠せない。

音楽に境は無い。とは良く言ったもんだ。

  一句

     “ スピリッツ 国境えた ジャズのテク ”