№1 4D・4次元構造の音空間へ《ニールス・ラン・ドキー(p)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

  ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズピアノ「ニールス・ラン・ドキー」のレコード紹介です。 
ルンルン

音場空間は4D・4次元構造の図形模様

ベースが奔る! 巨大竜の足音・・・

複雑怪奇にスリル&ンパクトのドラム
立たないのはピアノ??

一句

   “ 魅せられて 次元構造 音を成す ”
①『ザ・ターゲット』(86)
《The Target/Niels Lan Doky》
ニールス・ランドキー(p)、ジャック・ディジョネット(ds)、ヘルステッド・ペデルセン(b)。
《YouTubeリンク:The Target /Niels Lan Doky》

4ビートのリズムがい。
軽やかにグルーヴに流れるジャズでは無い。
1拍1拍のリズムが巨大
竜の足音のようにグングン進む。

ピアノの音色は
ャープで透明感がある。
だが、1音1音が重く力
いアタックでピアノが唸る。
ケニー・ドリュー(p)『ダーク・ビューティー』の音色をシャープにした感じか。

リズムの比重を高めているのはベースのペデルセン。
重量感あるブッ太い弦の音、
り上げるベースランニング。
ペデルセンのベースが表に
過ぎ。
テーマをベースソロで&アドリヴのソロ、目立ち過ぎ

演奏にスリル&
ンパクトを与えるのはドラムのディジョネット。
打ちに入るシンバルが複雑怪奇なグループ表現を創り込む。
と、なると、1番目立たないのはピアノか 普通過ぎるから。

 

トリオの音場空間は4D・4次元構造の図形模様を見ているよう。
トリオ演奏を超えた音の空間がある。

  一句

     “ 魅せられて 次元構造 音を成す ”