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ジャズギター「ケニー・バレル」のレコード紹介です。♪♪
ぬるま湯に浸り「ダラッ~」、そんなギター感!
ピッキングの強弱でえぐる、10年で失った音!
「ドロッ~~」潮の流れ漂う「海月(くらげ)」か!
一句
“だらっ・どろっ・と えぐる感性 音失くし”
⑫『ウェン・ライツ・アー・ロウ』(79)
《When Lights Are Low/Kenny Burrell》
ケニー・バレル(g)、ラリー・ゲイルス(b)、
カール・バーネット(ds)。
《YouTubeリンク:When Lights Are Low/Kenny Burrell》
《Kenny Burrell Blog紹介》
⑩『Midnight Blue』(63)ほど良い泣きのテナーなら・・?!
⑪『A Generation Ago Today』(66)売れて何ボだ!軟弱ギター
⑪『A Generation Ago Today』(66)から、
10年以上経った録音。
ソフトで丸く・穏やかな音。
⑪のクールからソフトトーンへの大変身。
ぬるま湯に浸り「ダラッ~~」とした感覚。
ブルーノート時代のキレの良さ、
ピッキングの強弱で聴く者の感性をえぐる。
そんな鋭さ等昔々の記憶になってしまった。
ピッキングの妙技があるかも?
と、思うが「ダラ~~」の音に隠れたか?
一句
“だらっ・どろっ・と えぐる感性 音失くし”
「ドワッ・ドワ~ン」
まるでコードの音が、オルガンの音。
魚・海洋生物に例えたら「海月(くらげ)」。
海月は自ら泳がない。
「ドロッ~~」と潮の流れにのり漂う。
バレルは自主的な活動を止めた海月の大群の如し。
スローテンポの曲が多く、
付合うベース・ドラムも「海月群集」の仲間入り。
そうせざるを得ないのだが・・・、可哀想な気が・・・!