(続)№7 叫ぶ・鶏百羽!&消化不良ドラム!《エルヴィン・ジョーンズ(ds)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

音譜ご訪問ありがとうございます。
 ジャズドラム「エルヴィン・ジョーンズ」のレコード紹介です。音符

 

「クワァ・モォア・アァ」鶏数百羽が叫ぶ

エルヴィンに対抗異常な声音リーヴマン

醍醐味不足 地味エルヴィンに化不良

一句

 “ ゆったりと 化不良は ドラムかな ”

⑦『アース・ジョーンズ』(82)
《Earth Jones/Elvin Jones》

エルヴィン・ジョーンズ(ds) 、

デイヴ・リーブマン(ss,fl)、テルマサ・ヒノ(cor.)、

ジョージ・ムラーツ(b)、ケニー・カークランド(p)。

 

《Elvin Jones Blog紹介》
⑤『Coalition』(70)№5 曲名が「shinjitu」??
⑥『Brother John』(82)№6  トシには勝てんか??

 

 

60年代(①~④)はピアノレスが多い。

タコ足8本乱れ打ちのドラミング。

 

当⑦は⑥『Brother John』(82)と同年録音。

同じくピアノが入ったカルテット。

乱れ打ちはを潜め4ビート・レガートで対応している。

 

⑥はラバーベラのテナーが太く、暴れるまくる。

この⑦はD.リーヴマンのソプラノが特徴。

「クワァ・クワァ・ォア・アァ・・」

まるで、ニワトリ数百羽の叫び声。

 

こんなソプラノの吠える音は聴いたことが無い。

エルヴィンのドラムに対抗してか、

異常な声を発している。

 

驚くのはドラムのチューニングの高さ。

「カンカン・ンコン」叩きまくる連続音。

 

パンパンに硬く張ったドラム。

腕くそ力で叩きのめす音。

こんなドラムの音をさせる奴は他に居ない。

 

ただ、ヘヴィーな演奏はA#1のみ。

他全曲ロー、醍醐味が楽しめない。

55歳、まだ老いぼれるには早い。

こんな味エルヴィンでは消化不良。

 一句

 “ ゆったりと 化不良は ドラムかな ”