感性を激震するラーメンに出会った。
「酸味と辛味」が刺激&丸味・飽和を。
過去のラーメン概念が爆発・破壊された。
○ソンラオ『トムヤムラーメン』(980円)
感性を激震するラーメンに出会った。
ラーメン本業ではなく、タイ料理店のラーメンだから邪道ではある。
この店、以前は焼肉「味庵」。タイ人が東京で修行し、米子へ夫婦でIターン。
タイ・バンコクでトムヤムスープは何度も食った。
超刺激的スープに麺が投入されたらマズイ訳が無い。と、思いむかった。
「何だ、コレは?!」見た目は淡々麺。
「具材が盛り沢山!」デッカイ海老が2本、イカやらエリンギ・トマトに・・・・。
何でも口に入れたら、ヒドク硬い刺激物が・・?乾燥生姜だった。
淡々麺のようなスープは胡麻・ナッツのスープとは違った。
海鮮出汁ベース・ココナッツ&ココナッツミルクとの混合。
濃厚だが、スキッとした甘味&旨味がイイ。「病み付き」でハマル。
日本レベルに標準化した「酸味と辛味」が刺激&飽和・丸味を与える。
感性を激震し、過去のラーメン概念が爆発・破壊された。
現地のパクチーは、僅かな破片でもカメムシ10匹分位の臭いにやられた。
当店の2枚の葉ッパは日本産の鈍化した臭みで食えた。
叉、麺がところてんのようで驚く。米粉麺か?やたらと切れる。
980円は高い。と、思ったが。サラダ、スープ(ラーメンを食うのに?)、ご飯に、
ラーメン食ったら、デザートそしてコーヒー。
ラーメン一杯980円でも妥当だが、超満足感一杯。
タイ人奥さんと親しく会話させて貰った。(難解だったが)
「白っぽいスープは何か?タイのトムヤムスープは真っ赤だったが?」
奥さん曰く、タイにはラーメンは無い。トムヤムはココナッツとココナッツミルク。
使わないトムヤムもあるが日本の淡々麺風に合わせた。とのこと。
ラーメン概念を爆発・破壊させた当店で麺類3種を制覇したい。
ソンラオ『トムヤムラーメン』(980円)の総合評価は、『90点』。