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ジャズサックス「リッチー・コール」のレコード紹介です。
「ガンガン・グイグイ」飛ばす・スピード感。
「Macが売れるように、レコードが売れた」。
バラード?吠えまくるは、騒々しいは・・・。
①『キープ・オブ・ザ・フレイム』(78)
《Keep Of The Flame/Richie Cole(as)》
リッチー・コール(as)、エディー・ジェファーソン(vo)、ヴィック・ジュリス(g)、
ハロルド・メイバーン(p)、リック・レアード(b)、エディー・グラディン(ds)。
米ミューズレーベル4作目。
初の国内新譜発売。
大人気で、日本人が待ちに待ったレコード。
「Macが売れるように、このレコードは売れた」
とにかく、スピード感が凄い。
「ガンガン・グイグイ」飛ばし上げる。
そんなに焦って何処へ行く?免停覚悟のブッ飛ばし。ってとこ。
大概の人は思う、フィル・ウッズに似てる、と。
ウッズのE.リズムマシーン時代のソックリさん。
15歳、ウッズから数ヶ月の猛特訓を受けた。
若い頃叩き込まれた音が、未来永劫身体の骨・髄まで浸み込んだ。
当時、国内大人気な理由が良く分かる。
猪突猛進、スピード&ノリ、弾むリズム。
エネルギー全開・フルパワーのサックス。
モードに片寄らず、H.バップのメロディーでプッシュ。
日本人をゾッコンに、
勇ましさは「侍日本」を味方に。
しかし、「I Cant Get Started」は頂けない。
バラードらしく吹けないのか。
倍テン・倍々テンで吹くは、
フリーキーに吠えるは、とにかく騒々しい。
下手クソだからバラードらしく吹けないのか?
「これが俺のバラードだ!」そんな信念があるのか?
今回、6枚を聴けば本性が見えるだろう。