見た目は、「ドロッ」と感の大きな油。
味は「淡白」、僅かな味噌風味と甘味だけ。
味・個性も無いが、「北海道なら味噌」で押し切った。
○札幌らーめん綺羅拉『みそラーメン』(864円)
米子高島屋北海道展「札幌らーめん綺羅拉(きらら)」へ行った。
北海道展は札幌が味噌、旭川は醤油ラーメンが相場。
型にハマッタ感にウンザリだが、期待もせず惰性のまま向かってみた。
店は味噌味だけの提供。「みそラーメン」を食した。
「味噌ラーメン」を出せば、「これが北海道」と、言わんばかりだ。
こんな「摩訶不思議」な味噌ラーメンを初めて食した。
汁面は大きな油が浮き、「ドロッ」とした感じ。
味噌の味は全く主張しない。非常に控え目に味噌味がする。
出汁の味が強烈なら「これは旨い」と、言いたいが。
出汁の味も殆どしない。「これは一体、何なんだ??」。
何杯もスクって飲み、味を確かめるが「淡い味噌風味」とほのかな甘味だけ。
不思議な味噌らーめんだ。出汁は鶏白湯とのこと。
札幌本店では「もち豚みそラーメン」が看板味。
「もち豚」とは、脂身が大変硬く、旨味の強い脂の豚。
何故、この「もち豚みそ」を出展しないのか。
味も個性も無いようなモノを出さなくても良いのでは。
安直な考えで「北海道は味噌」で押し切っているだけ。
札幌らーめん綺羅拉『みそラーメン』(864円)の総合評価は、『55点』。