№4 アフリカ大陸○□△民族・土着西洋音楽??《ケン・マッキンタイア(as)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ウ~~ン?これは、一体の音楽なんだ?

アフリカ大陸○□△民が西洋器を。

原始回帰・着音楽の集団演奏を・・・・。

 

④『イントロデューシング・ザ・ヴァイヴレーション』(76)
《Introducing The Vibrations/Ken Mcintyre》
ケン・マッキンタイア(as,fl,basoon,bcl,oboe)、テルマサ・ヒノ(tp)、リッチー・バイラーク(p)、

アロンゾ・ガードナー(b)、アンドレ・ストロバート(ds)、アンディ・ヴェガ(perc.)。

これは、一体の音楽なんだ?とにかく、音場が異様な雰囲気に包まれ・・。
アフリカ大陸○□△民族が西洋楽器を使い、着音楽を集団演奏してるような。
リズムが荒い、粗い。ドラムの乾いた、訥とした音とコンガのまばらな音。

その音の絡み具合が民族感タップリに漂う。
 

メロディーが奇怪。「ラッ、ダラッ、ダラ~~」。
そんな曲が4曲も続き、気持ちも「ダラッ~~」。少々真ともなのは2曲か?
ヒノのペットが頂けない。
原始回帰の音楽集団において、1人だけ文明化の臭いがある。

レコード③『ハインドサイツ(74年)』、②『ホーム(75年)』、④当レコード(76年)。
③で正常な演奏を、②で異常に様変わりし、④で狂いっ放し。てなことか。
毎年、原始回帰(異常?)本能・体質がスカレーションしていく。

様々な試みをッツケてくるが、付き合ってられない。

お勧めは③。

③、②位のレベルで押さえてあれば、ファン継続も有りなんだが。