№2負けた?!・・・VSS.ロリンズ《スティーヴ・グロスマン(ts)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

激変・・狂気のテナー・殺人鬼が園の申し子へ。

まるで、S.リンズ・モドキに・・・。

ピアノレス勝負 モドキ VS ホンモノ。

聴いてて、きるようじゃ勝てネエェ~?!
②『ウエイ・アウト・イースト Vol.1』(84)
《Way Out East Vol.1/Steve Grossman》
スティーヴ・グロスマン(ts)、ジュニ・ブース(b)、ジョー・チェンバース(ds)。

アルバム①から7年後の録音。グロスマンの歴史を追うと
驚く。
テナーを凶器とした殺人鬼ジャズが、7年後に変してしまう。
人生観の変化に伴い音楽観・表現力は変わって当り前。
天国と地を行き来するように激変している。
この演奏は暴力・殺人鬼が天国・園の申し子に変わった。
とにかく楽しくてしょうがない。そんなテナーを吹く。

 

音質がソニー・ロリンズに似ている。
特に、ピアノレスのアルバムだから余計にロリンズと比べてしまう。
ロリンズほど大らかで歌的では無いが、緊張感で張り詰めたモノがある。

しかし、これ1枚聴くとツラサを感じる。きがくる。
ロリンズはメロディアスで大らかなアドリブ展開で楽しめる。

グロスマンはーダルプレイに変化が少ない。

だからか、ワンパターンの一本調子で飽きてくる。

叉、ミディアムテンポが多いからダラケテしまう。

ソニー・ロリンズと比べられ、けるようジャア~~ネェ~~。