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ジャズサックス「ジョー・ファレル」のレコード紹介です。
タイトル『Vim’N‘Vigor』、力・気力!
フュージョン真っ只中、モーダルジャズ!
演奏は無気力、ハレンチ・ジャケットは力!
①『ヴィム・ヴィガー』(83)
《Vim N Vigor/Joe Farrell》
ジョー・ファレル(ts,ss)、ロブ・ブローク(p)、
ハリー・エミリ(b)、ルイ・ヘイズ(ds)。
《Louis Hayes Blog紹介》
⑤『Light And Lively』(89) №5 軽薄短小!ライト・ジャズ
④『Ichi-Ban』(76) №4 捻じ伏せる!じゃんじゃかシンバル
何と、奇抜・ハレンチなジャケット。
タイトルは「力と気力」。
それが、女性ボディービルダーとは。
ウッドベースの方がよっぽどグラマラスだが。
ジョー・ファレルの大ファン。
だが、殆どがフュージョン・モノ。
以前紹介のエルヴィン・ジョーンズ(ds)のアルバム、
「Puttin It Together」、「The Ultimate」。
このアルバムにファレルが参加。
この頃は、ポスト・コルトレーンといわれ、
ど根性・スピリッチャルジャズ真っつしぐら。
その後、チック・コリア(p)のRTF、ウエザー・リポートへ加入。
フュージョン真っつしぐらの世界へ。
ジャズの王道を離れたファレルは聴きたく無い。
そんな中で、唯一のモーダルジャズがこれ。
USで活動するが、何故かコレはオランダ録音。
フュージョンど真ん中で60年代を彷彿とさせる。
ジャケットを見れば、つい「ポイ投げ」だが。
しかし、4ビートが随分と下手クソに。
オランダの連中が下手クソだから、しょうがないのか。
アドリブにやたらと間が空き、説得力が無い。
一番のボロは名手・ヘイズのドラム。
何、演ってんだか? 何も、演ってない。
絡みが無いから、ファレルの1人相撲。
ただ、80年代ファレルのモーダルジャズが聴ける。
ホットできる1枚ではある。
80年代のフュージョンど真ん中時代、数少ない4ビートの演奏です。