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ジャズサックス「ジャン・トゥーサン」のレコード紹介です。
強く硬いJ.コルトレーン風音質、潔い!
ブチ切れ、尻切れトンボ・フレーズ!
①『カーク・イン・マーカス』(86)
《Kirk 'N Marcus/Kirk Lightsey/Jean Toussaint》
カーク・ライトシー(p)、マーカサス・ベルグレーブ(tp)、
ジャン・トウーサン(ts)、サンチ・デブリアーノ(b)、
エディー・グラッディン(ds)。
トゥーサンはオランダ生れ。
バークレー音楽院卒業後そのままUSに定住。
このアルバムは、ライトシー(p)のリーダアルバム。
トウーサンのアルバムが欲しいが、入手困難なため仕方なく。
トランペットのマーカサスが目立つ。
トゥーサンは1~2コーラスほどのチョイ役・脇役扱い。
音質は力強く硬く、コルトレーン風の音質。
音質は説得力があるが、フレーズがどうもならん。
やたらとフレーズをブチ切る。
押し付けがましいフレーズで攻めてこない。
ブチ切れフレーズは尻切れトンボの如し。
淡々と聴いてるとトウーサンの存在感を見失ってう。
バラードなんか、軟弱過ぎて説得力が無い。
硬く、強い音は好きだが、ブチ切れで濃厚さも癖も無い。
鶏ガラあっさりの塩ラーメンを喰ってるような。
存在感の薄いテナーマン。
辛抱強くリーダアルバムを探すしかないのか。
トゥーサンのオリジナル曲、乗りがちょっと・・・。お聴きください。