麺№42 これが、ミシュランの味?!《鳥取ホットエアー 極み塩》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

鶏ガラ出汁の「純粋・奥深さ」にき!

丸い味だが、レがある。
「香り・インパクト・食べ応え感」がいのは念。

 ○鳥取ホットエアー『極み塩』(800円)
2019シュラン掲載のラーメン屋へ行った。
『ホットエアー』という意味不明の名は、古車屋の店名。
大行列との情報。暴風・極寒、今にも雨が降りそうな、こんな日を狙い行った。
開店10分後に到着。12名の行列、客席数17だが誰も食べていない。
自分が食にありつけたのは到着50分後。家からブッ飛ばして、2時間後の「食」だ。

んなのやってられない。

見た目の丼は、写真どおりの「なる鶏ガラ」出汁ラーメン。
極端にスープが少ない、麺がガッポリと汁面から露出。

ケチるんじゃ~ネエヨ、800円も出してるのに。だが、一口飲んで「く」。
単なる鶏ガラ出汁だが、この「極み塩」は格な特徴がある。
清らか・純粋さが抜きん出ている。エグミ、ヨドミ、アク、クセ・・・全ての濁りが無い。

 

若干の甘味は鶏脂から、旨味は野菜からの出汁。
鶏ガラ出汁の純粋な味わい&奥深い旨味。い味だがレがある。
膨大・雑多なラーメン群から「ミシュラン掲載・この一店」は分らんでもない。
豚骨、牛骨、鶏ガラ、魚貝にW出汁やら、あらゆるラーメンを喰ってきたが、

こんな「粋・深い」ラーメンを食ったことが無い。

ただ、「インパクトの無さ&食った気がしない」ので同じモノは2度と喰わない。

長きに渡る待ち時間で隣の大阪人と多くの会話をした。
大阪人、曰く「いつもラーメンの汁は飲まないが、ここのは全部飲んだ。」
この一言が『極み塩』の全てを言い当ててる。

鳥取ホットエアー『極み塩』(800円)の総合評価は、『70点』。