№4 ボッ!砲丸・鉄球を投飛ばす《カーティス・フラー(tb)》 | 壊滅的刺激的・体感できるジャズノート

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Jazz?! 『何を聴くか??』では無い。
 好きなモノを聴く。好きなアルバムを買う。コレでは勿体無い。
 例えば、1人のジャズマンのアドリブ変化をズ~~と追う。
Jazz『何を聴くか?』では無い。『どう聴くか!』が大事。 

ルンルンご訪問ありがとうございます。
       ジャズトロンボーン「カーティス・フラー」のレコード紹介です。ルンルン

 

砲丸投げ・球を投げ飛ばす・音の重み
心地良いゴルソン・アレンジはカイチ

ゴージャス過ぎ、刺激物・ファンキーが欲しく・・
④『ブルース・エット』(59.5)
《Blues-ette/Curtis Fuller》

カーティス・フラー(tb)、ベニー・ゴルソン(ts)、トミー・フラナガン(p)、
ジミー・ギャリソン(b)、アル・ヘアウッド(ds)。

《Curtis Fuller Blog紹介》

①『New Trombone』(57.5)      ②『The Opener』(57.6)

№1 NY上京後の1発録音             №2 でかい朝顔&タンキング!秘訣の音

③『The Curtis Fuller Jazztet』(58)

№3 「蒲鉾」の歯応え!タンキング


超有名盤だが、このジャケットはバッタモン。
2人にラッパを加えたジャズテットが多いが、ここでは居ない。
だが、厚感タップリな音は、トロンボーンの威力だ。

A#1「Five Spot After Dark」このアルバムを有名にした曲。

2管でありなが重厚サウンドを「ボッ・ボッ・・・」。

砲丸投げの球を投げ飛ばすように放っていく。
何て心地良い、ゴルソンのアレンジがピカイチに光る。

アドリブの間に2管のハーモニーを挟む。

刺激的にージャスに曲を進める。
ゴルソンの太く、たくましく、時には荒荒しいアドリブ。
太く、ウオームトーンのフラーがアドリブを繰り広げる。
どの曲をとっても変化にんだアレンジだ。

欲を言えば、あまりにもゴージャス過ぎる。
ハード・バップの気と汗にまみれたアルバムでは無い。
ステーキをたら腹喰うのがゴルソンサウンド。
スパイスの効いたカレーのようなァンキーな音も欲しくなる。

 

音譜 砲丸投げの球を投げ飛ばすような、心地良いアレンジをお楽しみ下さい。

《Curtis Fuller Blog紹介》

①『Blue Trane/John Coltrane』(57) 〇カーティス・フラー(tb)

名演・名盤の裏に・・《ブルー・トレイン》        №0 引っ張り凧(たこ)!