「まーちゃんも、すればいいのにな」
「やだ」
「なんで、ぜったぁいにかわいいよぅ」
「オレ、オトコ」
「でもでもでも、オンナ顔でしょ」
「・・・・・・嫌がるの分かってて言う」
「んふふふー、アタシ、エスですから、エス、エス」
「・・・・・・」
「弱点を活かすべし、って松尾芭蕉がいってたもん」
「言ってない、ってか弱点ってなんだよ」
「まーちゃんのオンナ顔と、お裁縫すきなとこ」
「別に弱点じゃない」
「私のさー、服とか作んのすきなのに、
なんで自分はそういう格好しないのぅ」
「オレ、オトコ」
「さっきも聞いたー。でも、お裁縫をさ、
お仕事にするんでしょう、才能あるもの」
「夢の話だろ」
「まーちゃんなら、大丈夫っ」
「何を根拠に」
「私、まーちゃんの作る服、だいすき」
「どーも」
「私がまーちゃんブランドのモデルやったげる」
「よろしく頼むよ」
ゴスロリ美少女と裁縫すき少年で二人は双子
なんで、私が寝ちゃったときに、
堂本兄弟に出演するんだー!
ポルノがマル秘ゲストだなんて
きいてないよー・・・!
(マル秘だから当たり前)
寝てたよ、寝てましたよ、寝てたさ。
たぶん寝てなかったら、
堂本兄弟みてたんじゃないかなー・・・。
うあー、くわぁ、泣きそう・・・。
ヘイヘイヘイのスペシャル・・・・、
間違えて8時からしか録画してませんでした。
ショック・・・。
なんでランキング微妙なところからなんだろう、とか
なんでスキマスイッチは歌わないんだろう、とか
なんで最初のMCがないんだろう、とか
布石はたくさんあったのに、
2時間見終わるまで気づきませんでした。
2時間見た後に、なんで3時間スペシャルなんだろう、
って気づいたんですよ。
幸いだったのは、ポルノグラフィティが
最後のほうの出番だったことかな・・・うん。
私は、私のことをよく知っていると思います。
私の気持ちなんて、他の誰かに
分かってたまるか、って思う。
私が知らないのは、私のことじゃなくて、
誰がどういうふうに私をみているのか、
人が私のどこをどう思っているのか、
だと思います。
人は自分のことを案外知らない、なんて
言いますけど、
本当に知らないのは、そこなんだと思います。
薄い 厚い
縋りたい
寄り添いあう
追いかけたい
追いかけられない
追いつけない
悲しい 孤独な
許さない 許された
引き止められない
引き止めたい
いつも見てた
もう追いかけない
だいすきな
大きな 小さな
いくつもの誰かの背中を
私は道行く中で見た
通り越した背中もあれば
見失った背中もあった
誰かも私の背中を見ては
通り越し見失うのだろう
私はいつも私の背中を想像するけれど
誰がどんなことを思って
私の背中を見ているのかなんて
本当のところは何も知らない
いつくもの誰かの背中を
私は道行く中で見た
それでも私は私の背中だけ知らないまま
ただ決めている
いつだって背筋だけは伸ばしていよう
誰かが見てはっとしてしまうような
そんな後姿でいたい
誰かが思わず声をかけたくなってしまうような
そんな背中でいれたら
どんなにか素晴らしいことだと思う
「可哀想に、って言われたくて泣くの」
「うん」
「だって、そうでしょう」
「うん」
「誰だって、誰かに気づいて欲しいけど、
うまく表現できないから、泣くしかないの」
「うん」
「赤ちゃんと、いっしょ」
「うん」
「だから、私は泣かないわ」
「うん」
「私は、ちゃんと悲しい、って言葉で言えるもの」
「うん」
「悲しいの、すごく悲しい」
「うん」
「悲しいよ」
「泣きながら、言うなよ」
少女Aと少年α
「じゃあ、ばいばい」
と言って部室を出た友達に、
なぜかナチュラルに部室の鍵をしめられました。
がちゃんっ、って。
「今、閉まった・・・?」
「そんな音がした気がするけど・・・。」
閉まってます。閉まってたよ。
ここで一夜を明かすのか・・・・?
いやいやいやいや、
誰かっ・・・・!
それからは、一緒に部室で着替えてた友達と
必死にドアをばんばん叩きました。
助けてくれー、開けてくれー、おーい、
・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰かっ・・・・!
と、
ドアを叩き、
と叫び続けたおかげで、
隣の部室の子が様子を見に来てくれて、
ドアを開けてくれました。
きみは、天使だ。
何で、友達は鍵をしめたんだろう・・・・?
なんで?
明日、おはようを言うより先に問い詰めたい。
もうすぐで友達と危険な一夜を明かすところでした。
・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・なんて、大げさに言ってみる。
別に5分も閉じ込められてなかったんですけどね。
案外、叫べば誰かが気づくものだ、と経験しました。