中山平温泉 あすか旅館 [館内編] | 鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

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自宅で父親を老々介護中、月1回のショートステイの時に鳴子温泉郷の宿に2泊しています。現在全宿数の半分を過ぎた所ですが益々鳴子の魅力に心奪われております、皆様も是非鳴子に泊まってその魅力を体験して頂きたいと思います。このブログがその一助になれば幸いです。

2024年3月投宿

 

 

 

 

「ホテルたきしま」を後にし向かったのは中山平の「あすか旅館」です。旅行サイトにも無いし公式のHPも無い、情報としてはGoogleのクチコミぐらい、それも宿泊についての情報はほぼ見当たりません。とにかく当たって砕けろの精神で電話しました、電話での話では自炊棟の方が4,500円、本館トイレ付で5,500円との事なので5,500円の方で予約致しました。どちらも食事付は無く素泊まりオンリーとの事。チェックインはお昼過ぎ位から大丈夫と言われ、チェックアウトもお昼前ぐらいまでだったらOKとの事でした。たきしまでの個室休憩を予定に入れていたので14時~15時の間に伺いますと申し伝えておりました。

 

15時少し前に到着しチェックインです、玄関右横で水を白いポリ容器に汲んでいる方もいました。次の日も汲んでいる方を見かけましたのでここの水は人気があるんでしょうね。御主人の話だと入浴すれば1人60Lまでサービス、それ以外は20Lで200円頂くそうです。

 

帳場で宿帳に記入後まずは宿泊代金11,000円の前払い、そのあと大浴場の説明、次に家族風呂への案内と説明が終わり部屋へ向かいます。帳場右横の階段を上がった最初の部屋で「201号室 竹の間」という部屋でした。パッと見ドアは新しい感じがして部屋もそんなに古い感じはしませんでした、ただドアを開けて入った時に芳香剤が置いてあったのに違和感はありました、諸々の説明を受け御主人とはお別れです。

 

 

 

 

外観、玄関右横に温泉水のスタンドがあります。

 

 

 

自炊棟に3人泊まってました、本館は我々だけ。

 

 

 

玄関外左側に料金表

 

 

 

これは大黒様ですね

 

 

 

露天風呂有りとなってますが2年前の地震で壊れてしまい修理する職人さんがいないらしく現在も入れません、残念!

 

 

 

飲める温泉、常に出ています。ぬるま湯より少し熱いぐらい。

場所は帳場の右側、階段の登り口です。常に御主人がロビーにいて、後でと思ってる内にこ辺りの写真は撮り忘れてしまいました。なんか遠慮しちゃうんだよね。

 

 

 

2Fへの階段の踊り場

 

 

 

古いマッサージチェアと何故か黒いスーツケース。

なんとなく「たかとも旅館」とセンスが似てるような気が....

 

 

 

階段上がった左にもマッサージチェア

 

 

 

通路、ドアの雰囲気からもそう古くは感じませんでした

 

 

 

201号室 竹の間

 

 

 

ドア開けると芳香剤の匂い、あまり旅館では見かけないよね。

 

 

 

踏み込みに空の冷蔵庫とコップ

 

 

 

爪楊枝も置いてありましたが散らばっててなんだかなぁ~

 

 

 

確か12畳と広縁だったと思います、暖房も良く効いてました。

 

 

 

暖房は良く効いてますがエアコンは無く冷房は謎です、今の暖房機が冷房に替わるのかもしれません。要確認ですね。

 

 

 

テレビ、BOXティッシュ、湯沸かしポット、トイレは改装時に後付けで設置したように思います。

 

 

 

障子の補修跡、これは好感が持てます

 

 

 

部屋からの景色、障子を開けて撮ったのですが敷居にてんとう虫の死骸がソコソコあって自分で掃除しました。まぁ山だから仕方無いけど一応お客さん泊める前にはチェックして欲しいなと思います。

あとこの部屋だけ温かいせいか「てんとう虫」と「カメムシ」が寄って来るようです(笑) ガムテ置いてくれると助かります。

 

 

 

浴衣、名入りタオル、バスタオル、歯磨きセット、羽織

 

 

 

お茶請けの菓子は無し、お茶は粉末緑茶で紙コップ付

あとWi-Fiはロビーのみという事でしたが部屋が真上だった為、普通に使えました。

 

 

 

布団は良さげな物でした

 

 

 

部屋のトイレ、後付けのせいか狭いですね。あと便座シートはいらないかな。洗浄機能も無いし暖房便座でもありません。

夜になって気付いたのですが電球が切れてました。

 

 

 

館内図、本館の他に旧館(自炊棟)と今は家族風呂だけ使っている別館もあります、思っていたより大きい旅館でした。

 

 

 

2Fに小さいながら炊事場もあります、電子レンジもありました。

 

 

 

炊事場の手前に食事を運んだであろうリフト。

1Fの調理場で作った物をリフトで上げて部屋に運んだんだろうねぇ、昔の賑わいが感じ取れますね。

 

 

 

1Fの共同トイレ

 

 

 

2Fにも共同トイレはありましたがシャワー付きは1Fに1つだけありました、水圧は弱めでした。

 

 

 

御主人には伝えたし、チェックアウト時お詫びにという事で温泉玉子まで頂いてしまい書くのを躊躇しましたが、改善される事を前程に記しておきます。それは浴衣がカビ臭かったという事です、最初はあまり気にならなかったんですが湯上り後に湿ったら結構きつく匂ってきて、どうにも我慢ならずパジャマ代わりに持ってきたトレーナーとジャスに着替えました。浴衣も回転が悪いとカビてしまう事もあるでしょうしね、ただ事前にチェックは必要だと思います。

 

我々も虫や蜘蛛の巣等に耐性は付いてきてると自覚しておりますが、流石にカビ臭いのは耐えられませんのでね。

 

それとこの部屋は雨漏り跡もあって、少しカビたんじゃないかなと推測されます、そういう意味で芳香剤を置いてるのかなと思う。

御主人もパッと見綺麗だと、そのままで泊めるのかなと思う節があり写真では出しませんが部屋に蜘蛛の巣もありましたのでね。

 

 

 

朝食2人分

 

 

御主人は気さくで色々と話もしましたし人柄も良い方だと思います、ただお1人だとどうしても手が回らない事も多いのでしょう。他のお1人で回している旅館でも似たような感じではあります、でも5,500円とはいえお金を取って営業している以上、最低限のチェックは行ってからお客さんをお迎えして欲しいなと思います。

 

 

 

次回温泉編に続く