東鳴子温泉 馬場温泉 [後編] | 鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

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自宅で父親を老々介護中、月1回のショートステイの時に鳴子温泉郷の宿に2泊しています。現在全宿数の半分を過ぎた所ですが益々鳴子の魅力に心奪われております、皆様も是非鳴子に泊まってその魅力を体験して頂きたいと思います。このブログがその一助になれば幸いです。

2024年1月投宿

 

 

 

 

 

 

 

部屋に案内された後、すぐ浴衣に着替えて外の共同浴場に行きました。入口側に廻った所で地元の女性の方と遭遇、女性は反対側からいらしたようで同時にドア前に到達したのですが、何も言わずドアを開けようとしたので「入浴されるのですか?」と尋ねたら頷いたので私達は一旦宿に戻りました。地元の方も利用する共同浴場と聞いていたので仕方ありませんが、何か一言「先に宜しいですか?」とか言ってくれれば気持ち良く引き下がるのですが、黙って主張されてもなんだかなぁ~って感じでした。それで30分待ってから又外へ、札を確認しひっくり返していざ1號泉に入浴です。

 

入口は道路の反対側で、ここまで来ないと空いてるか確認できません。ドアの脇に小さな旗を立てていた痕跡があって、以前はそれで遠くからも確認出来たのではないかなと推察しました。

 

「どうぞ」の字も薄くなっています。

 

入浴中は分かりやすい、当然ひっくり返して入ります。

 

夜はこの裸電球1個、スイッチも外のここ

 

渋い引き戸を開けると脱衣所

 

玄関?

 

洗濯しちゃ駄目よ!

 

これが噂の炭酸泉

 

掛湯した感じではそこまで熱くないと思いましたし、実際入ってみても無理って感じではないです。滝の湯の手前の熱い方と同じ位と思いました。ただ夏だともっと熱く感じるのかも。

 

 

それよりもこれは凄い湯だなという印象、ツルツルやヌルヌルの極致です。肌には泡が纏わりつくし匂いも東鳴子の湯を濃くした感じ、源泉投入量も多く湯はフレッシュだしこれはマジで驚きました。たまらんなこりゃ(笑)

 

 

時計あり

 

何故か遠いコーナーに桶が2つ置いてあります、取りに行くのが遠い

 

色も濃いよね、足もうっすら。

奥の塩ビパイプは熱い時、源泉を外に排出する為に使います。

 

湯花も少しありました

 

湯小屋の裏に池、凍ってた。

 

母屋、瓦と思いきや銅板です。相当儲かってたんですね~(笑)

 

名入りタオル、ヒーターの前だと渇きます。

 

夕食、品数は少ないけどこれで十分。味も美味しかったですよ。

厨房でお若い女性の方が作っているのが見えてましたが娘さんかな

 

お造り

 

これ旨かったです、西京焼き?

 

天麩羅

 

豚肉のしゃぶしゃぶ

 

これも美味しく頂きました

 

豆腐しんじょ?

 

ありがたや~、40年もご飯をよそって貰ってます。

 

この汁、我が家のお雑煮の味がします。

 

仕入れた物をただ並べてる宿も多い中、品数は少ないけど手を掛けた物があるのは嬉しい事です。

 

内湯の入口

 

男湯の暖簾

 

脱衣所

 

洗面台はあるけどドライヤーは無し、扇風機も無かった。

アメニティ類も無し、基本湯治宿ですからね。

 

浴槽

 

カラン3つ、シャンプー撮るの忘れた、銘柄も思い出せない。

それにシャワーはいちいち押すタイプ、自動で止まるヤツね。

水圧は悪くなかった。

 

源泉投入量は鳴子では多い方だと思う、泉温は体感42℃でゆっくり入れます。

 

高い天井

 

オーバーフローは奥側。

 

 

こちらの内湯は外湯を薄くした印象、悪いってことはないけど東鳴子だと普通に感じる、外湯が凄過ぎるだけですね。

 

女湯の暖簾

 

脱衣所、男湯と左右対称ですね。

 

洗面台も同じ

 

中も同じ

 

ドバドバ

 

朝食、ごぼうの甘辛揚げ?と甘塩の鮭も美味しかった。

 

味噌汁

 

ブルーベリーのヨーグルト

 

夕食も朝食も3人だけでしたが、泊まっていた人数はもう少し居ましたね、それも皆さん意外とお若い方でした。

 

食後に廊下にあるインスタントコーヒーを頂きました。

 

 

 

外の共同浴場は夜9時までで朝は何時からでも良いと言われました、これを堪能するにはやはり宿泊するのが一番ですね、難点は湯小屋の入口まで行ってみないと分からない点、例えば利用中は赤いランプが点くとか宿の玄関からでも見える仕様になればなと思いました。真冬に外に出て戻ってくるのは辛いですからね。湯治宿としては新しいしもっと知られれば人気が出そうな宿ですね。

 

外の共同浴場には温泉の分析表が無くて、女将さんに尋ねたら探してくれて古い物も出て来たけど全部2号泉でした。それ以上無理も言えないので諦めましたが、次回までに探しておくとの事でしたから楽しみにしておきますね。

 

この企画もそろそろ中間点に差し掛かろうとしていますが、益々鳴子の奥深さが見えてきて今後も楽しみでしかありません。なんとか健康な状態で制覇することが出来ればと願っております。

 

 

施設名:馬場温泉

浴室浴槽名:男子浴室・女子浴室

源泉名:馬場の湯2号

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 低張性中性高温泉

旧泉質名:純重曹泉

泉温:(分析時) 48.0℃ (使用位置) 男45.2℃ 女46.1℃

ph値:6.9

知覚的試験:黄色で濁り・味ともほとんどなく、微かに木材臭を放ち

      中性である

メタけい酸:199.8mg

溶存物質総量:1573.5mg/kg

浴槽の利用形態:源泉100%かけ流しです

 

 

馬場温泉 1泊2食付き 槐の間

大人2人 11,000円(各種税込)×2=22,000円

ビール中瓶1本 600円

合計22,600円

INOUT:14:00~11:00

 

追伸

当然あるだろうと思っていた自販機が無く、チェックインしてから飲み物を買いに近くのファミマに行って来ました。なので飲み物等は持参した方がよいです。