2024年1月投宿
チェックイン時に「夕食は18時10分頃に提供出来ます」と言われ「はい大丈夫です」と言ったものの、なんというかそこまで厳密に時間を区切る必要あるのかなと感じましたが、そこは宿の姿勢というか時間は厳守するという表れなのかもしれませんね。
時間の10分前には電話で「お揃いですか?」と確認するなど、そういう配慮も他には無い事だなと思います、準備出来たことも電話ではなく仲居さんが部屋まで迎えに来て食事会場まで案内されたりと、こういう気配りのある旅館は鳴子では中々見当たりませんね。
お品書き、手書きした物をコピーした簡素な物ですが無いのとあるのとでは大違い。
食前酒は「パイン酒カクテル」
八寸、鰆の朴葉包み焼も含め今一つかな
お造り、本マグロ・ブリ・あおりいか・帆立
なかなか良いお造りでした、旨かったです。
鶏つくねと高野豆富かぶら掛け、薄味でタラっと醤油掛けました。
私は冬季限定のセリ鍋。私はセリが大好きなんですよ、特に登米市迫町の観音寺セリが最高。このセリ鍋も美味しく頂きました。
セリがシャキシャキして旨いよね~
奥さんはあい鴨の山菜味噌焚き鍋。
こちらも味見しましたが旨かったです。この他に仙台黒毛和牛しゃぶしゃぶと白身魚の豆乳鍋が選べます。
季節野菜の彩りサラダ春巻きボール。最初にサラダだけ食べてしまわずに、春巻きの皮で出来た器も壊しながら一緒に食べた方が良いと思う。
かに餡の茶碗蒸し
生ビール、アサヒ熟撰。これは旨い!
もずく酢
天麩羅
角ハイボール、わりと濃いめで美味しい
むかご御飯、少し塩味が感じられます
なめこ汁
ごまプリン
こけしの箸置き、可愛いね。
夕食は全体的に薄味で私は美味しく頂きました、量もお腹一杯にはなりますが多過ぎるという事もなく大満足の夕食でした。生ビールもハイボールも美味しく飲めましたし、何も申す事はありません。
続いて朝食ですが朝8時に夕食と同じ1Fの個室「小萩」で頂きました、本来ならば布団を上げて部屋での朝食なのですが、私達の布団はそのままでという願いを聞いて頂いての個室となりました。
飲み物はアップルジュース、笹かま、良質の焼き海苔、ブルーベリーのヨーグルト等々
藁の入れ物の納豆は珍しい
和朝食定番の食材に何故かウインナー(笑) でも嬉しい
湯豆腐
柚子の香りがして爽やかです
けんちん汁
フルーツのゼリー寄せ、これがフレッシュでとても美味しい
ノリタケのコーヒーカップで頂く食後のコーヒー、ん~贅沢。
御主人が頃合いを見計らって持って来てくれました。
良いエアコンで室内も暖かかった
ドア
食事会場の手前にギャラリー
宿泊した感想
チェックイン時にはタートルネック等を召したラフな格好でお出迎え、翌朝からはビシッとしたダンディなスーツ姿。話術に長けジョークも交えながらの館内の説明など、私もすっかり御主人のファンになりました。従業員の教育もしっかりなされ気配りも万全で鳴子では最高の旅館かなと思いました。一つだけ残念に思ったのは朝食時におしぼりが無かったこと、納豆などで手を拭きたい事もありますのでおしぼりは欲しいです。それぐらいで後は申すことはありません、是非又機会が有れば泊まりたいと思います。それまで御主人奥様共々お元気でいらっしゃる事を切に願います。
追伸
自販機はありません、HPに持込禁止と書いてありましたので必要無しという事でしょう。持込禁止についてHP等に書いてあれば守りますが、ペットボトルの水やお茶も駄目なのか?という疑問もあります、この辺の定義について詳しい方がいれば是非ご教授頂きたい。