2023年12月投宿
西多賀旅館と言えば緑色の硫黄泉ですが川渡の緑色とは色合いが違います、川渡は深緑っぽい感じでこちらは緑に白濁を混ぜたエメラルドグリーンってとこですかね。匂いも硫黄臭の他にタール系の油臭もするので川渡とは違う感じです。鳴子って本当に色んなお湯があって驚きます、それも隣り合わせで違うお湯になるんだからビックリっすわ。
泉質の立て看板
男湯の行灯
入口
洗面台、シャンプー類が置いてありますが浴場にはシャワーはありません。それに部屋にも館内にもドライヤーは見当たりませんでした、言えば多分貸してくれると思うけど要確認ですね。
脱衣棚
お風呂は夜10時までで朝は6時からです
ご説明
色が良いよね~
源泉投入口、湯温は大適温でした。
この浴場も換気口があるし窓も開いているので結構冷たい風が入ります。
男湯にはカランはあるけどシャワー無し、でも奥さんが撮った女湯にはあるんだよねシャワー。
顔にパシャパシャしてたら後でヒリヒリして大変でした目も痛いしね、2回目の入浴後からは水で洗顔してました、結構成分が濃い気がします。まぁだからアトピーなんかにも効果あるのかもしれませんね。HPには「pH値が中性に近いため、刺激が少なく、肌にやさしく作用します」と書いてありますが何故か私には刺激が強かったです(笑)
西多賀旅館さんは現在夕食の設定は無く、自炊するかコンビニ等で買うか何処かに食べに行くかになります。で今回は「呑処こけし」さんに行くことにしました、前々日に電話でママさんに営業しているか確認し安心して入店したのでしたが............この日は息子さんが居ないため、息子さんに「休め」と言われてたのを、ママさんの判断で開けていたらしく、中々何かを注文するという事が困難な展開となっていてビールとお通しと牛タンのみで退店して参りました。全く何を言っているのか分からないと思いますが、兎に角今回はノーカウントという事で又いつか完全な状態の時に訪れたいと思います。
「呑処こけし」さん入口、前「ホテルたきしまに」に泊まった時、夕食がアレだったらここに来ようと決めてました(笑)
入口にあるメニュー
天然きのこがウリです、本来は(笑)
カウンター、とにかく今回はてんやわんやで.......
メニューはあるけども
外から見た感じより中はいい感じですね
お通しの天然なめこ、かなり美味しいです。
このおでんもお通しみたい、急に吹雪いて来た時に入店したので温かいのが身にも心にも沁みますね。
牛タン、これはフライパンで炒めてたせいか今一つ
呑処こけし
瓶ビール、生ビール、お通し、牛タン
合計3,500円
まぁそんな訳で(なんのこっちゃ) コンビニでサンドイッチ買って旅館に戻りました(笑)
次は女湯でございます。
男湯に暖簾無かったような気がしますけど女湯にはあるんだね。
あったっけ? 忘れちゃった。
男湯より棚は小さいけど籠がありますね
女湯の浴槽は真四角に近い
源泉出口も竹じゃない
女湯にはシャワーあります、但し鏡は無し。
ドバドバ
前ここを通った時タオル干してるのが見えて良いなと思ってました、風情があっていいよね。
朝食、部屋の前まで運んでくれます。美味しく頂きました。
女将さんにお見送りされながら帰りました、本当にお世話になりました。
私の体重のこともあってか畳に腰を下ろしたりした時に割と大きく音と揺れが出たりしました、建物の作りとしてはそう頑健な物ではないのでそういう認識でお泊りになられた方が良いと思います。
とにかくお湯は素晴らしく、鳴子でも他では見られないお湯かなと思う、宿も完全な湯治宿でもあるし本来は湯治で来るべき宿なんでしょうね。私達もいつか1週間程度の湯治に訪れたいと思いました。
追伸
現在お休み中の日帰り入浴は年明け頃から再開する予定らしいです
施設名:西多賀旅館
浴室浴槽名:大浴場(男湯) 小浴場(女湯)
源泉名:西多賀の湯1号
泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉(硫化水素型)
低張性中性高温泉
旧泉質名:含芒硝-重曹硫化水素泉
泉温:分析時50.9℃ 使用位置 大浴場48.5℃
小浴場46.3℃
ph値:6.5
知覚的試験:薄黄色にして、濁りほとんどなく、硫化水素臭を放ち
甘味を有し、中性である
メタけい酸:259.6mg
溶存物質総量:2883.9mg/Kg
浴槽の利用形態:源泉100%のかけ流しです
源泉を調整するため、加温しています