鳴子温泉　ホテル亀屋　［料理編］

2023年12月投宿

今回【リニューアル客室OPEN記念】今だけ特別価格！花の里膳プラン（～12/29）という事でお得なんだろうと思って予約したのですが....................結果は「お値段以上」とはならず「お値段なり」という印象です、部屋と温泉は「お値段以上」と感じますが夕食のせいでガクッと下がりましたね。まぁこれは人それぞれ感じ方が違うのであくまで個人的印象です。「値段なり」であって「値段以下」ではないのであしからず。

まずは夕食ですがお造りの鮪が一切れしかなく、これまでどんな安宿でも一切れというのは記憶にありません。奥さんが「これって発注ミスで仕方なく一切れにしたんだよね」って言ってました(笑)

でも後でグーグルのクチコミ見てみたら以前から一切れみたいです、大間の鮪だったら半切れでも嬉しいですがこのレベルの鮪が一切れってのは驚きました。まぁそこまでコスト意識が高いんだと感心する他ないですね(補足としてタコとイカとホタルイカはマズマズでした)。あと全体的に見た目が寂しいです、ここに天麩羅でもあれば又違うと思うのですが兎に角スカスカの印象。稲庭饂飩も出て来ましたが出汁を張っただけの寂しい物で味もしょっぱかった。豆乳鍋にはつみれとキリタンポ、仙台麩にハットとごちゃまぜで統一感がありませんしハットは粉っぽくて喰えたもんじゃありません。良く練って熟成させないとこうなるという悪い見本のようです。陶板焼きも牛豚鶏の食べ比べらしいですが意図が分かりません、仲居さんがしきりに「発酵味噌に付けてお召し上がり下さい」と言っていましたが何処かの「エバラのたれ」よりマシな程度、お吸い物も具は寂しいし前菜に至っては言うに及ばず、唯一茶碗蒸しだけがマズマズかなとという印象。もう一点言わせてもらうと食前酒の酒器がままごとで使う物のようでチープです、ガラス製にしたらと思う。クチコミ見て気付いたのですが以前はお品書きがあったようですね、これもコストカットでしょうか？　食べ比べもブランド地鶏(豚)の食べ比べとかなら面白いと思いますけどね。とまぁグチのように書いてしまいましたが価格を考えれば仕方ないのかもしれませんね。

食事会場「彩雲」、クチコミにあった食事会場が寒かったということは感じませんでした。

全体

お造り、鮪、烏賊、蛸、蛍烏賊。

前菜

南蛮漬け

茶碗蒸し

陶板焼き、牛豚鶏の三種

豆乳鍋、これ豆乳にする意味って何？

吸い物、全体的に味は濃い目

生ビール一杯だけ頂きました

本当は「鬼のどぶろく」を飲みたかったがお許しが出ません(笑)

デザート、クリームブリュレ

ほうじ茶

食事中1つ気になった事があって、仲居さんのお1人が言葉遣いにとても品があって普通の方とは違う印象を持ちました。あくまで推察ですが以前は女将さんだったのではないかと感じました、もし本当にそうだったら何かやるせない気分ですね。インバウンドなどに頼らず、日本人が普通に仕事をしていれば普通に旅行に出掛けられる、そんな世の中になって欲しいなと思います。

次は朝食です、フロントで朝食はバイキングと説明を受けてましたが流石に13人程度でバイキングってどうすんの？って思ってました。かえってお膳にした方が安上がりじゃねぇのとか、逆にこちらが心配してました。でも案ずるより産むが易しで思っていたよりずっと良かったです、そりゃあバイキングがウリのホテルとは違いますが私は十分満足致しました。