鳴子温泉 ホテル亀屋 [温泉編] | 鳴子温泉郷の宿・全投宿を目指すブログ

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自宅で父親を老々介護中、月1回のショートステイの時に鳴子温泉郷の宿に2泊しています。現在全宿数の半分を過ぎた所ですが益々鳴子の魅力に心奪われております、皆様も是非鳴子に泊まってその魅力を体験して頂きたいと思います。このブログがその一助になれば幸いです。

2023年12月投宿

 

 

 

 

 

 

亀屋さんの湯は二見源泉というらしく、今は月極アパートメントになったパールホテルと二軒で使っているらしいです、まぁパールホテルさんが現在も使っているのかは分かりませんけどね。パールホテルは数十年前私の父とお仲間の常宿だったらしく、私は泊った事は無いのですが奥さんと子供達は泊まった事があります。奥さんに「温泉どうだった?」と聞いても「なんにも覚えてない」との事なので亀屋さんのお湯に浸かって思い出してもらいましょうかね(笑)

 

 

ということでまずは1Fの大浴場へ。

エレベーターを降り少し歩いて右側に大浴場はあります、名称は檜風呂・源泉露天風呂で男子が「亀の子」女子は「鶴の子」です。入口左側に鍵付きロッカーがあり貴重品等はそこに入れて下さい、又冷水も用意してあって入浴前後の水分補給に有難いですね。

 

1枚目の暖簾をくぐると男女別の暖簾があります、中に入るとまずまずの広さの脱衣所があって洗面台も3つありドライヤーも設置してあります。

 

1F浴場入口

 

入口の左側にロッカーと水

 

1枚目の暖簾をくぐると男女別の入口

 

上がり框、スリッパに部屋番号が貼ってあって間違えません。

 

大型扇風機が嬉しい

 

洗面台、ただし櫛とか綿棒とかのアメニティ類は無し

 

トイレも有ります

 

扉が閉まらないようになってます

 

入口、互い違いに少し開いています。

 

男子檜風呂「亀の子」

 

浴場に入るとかなりの油臭がプーンと香ります、大型ホテル系ではかなり珍しいと思います。鳴子温泉の香りというより東鳴子系の香りかなと感じました、塩素系薬剤は大型ホテルなので当然使ってますが、それを感じさせないぐらい油臭が強いですね。湯舟に入ると白いゴム系の湯華も舞っていて大型ホテルって感じがしないです、なかなか侮れないお湯だと感じました。湯舟からお湯がオーバーフローしている所には析出物があり、歩くと少しチクチクしますね。お湯は大した事無いだろうと思っていたので、ちょっと驚きました。湯温も適温で快適に湯浴みができました。

 

源泉注ぎ口

 

シャンプー類は花王と馬油のヤツ

 

カランは全部で7つ、シャワーもヘッドの小さ目のヤツは強いです。ヘッドの大きいのは弱めかな。

 

源泉露天風呂、灰色系の濁り

 

源泉注ぎ口

 

入浴中の風景

 

立ってると陸羽東線から丸見えか?

 

露天側からの出入り口

 

こちらは女湯の上がり框(奥さん撮影)

 

脱衣所

 

洗面台

 

カラン、男湯と同じですね。

 

湯舟は女湯の方が大きい気がします

 

源泉注ぎ口

 

源泉露天風呂、こっちも女湯の方が大きい気がしますね。

 

源泉注ぎ口

 

1Fの檜風呂・源泉露天風呂については、塩素は使っていても循環は無しなので湯華も舞って温泉らしい湯だと思います。それに驚いたのはメタけい酸が424.8mgもある事、鳴子温泉では旅館すがわら共々貴重な湯と言えるのではないでしょうか? 

 

 

 

次に6Fの展望風呂に参りま~す(笑)

エレベーター降りると展望風呂へ行くようになってますので迷う心配はありません、正式名称は男子展望大浴場「千年の湯」と女子展望大浴場「万年の湯」です、どちらも源泉は1Fと同じ二見源泉になります。

 

エレベーター降りると展望風呂へと導かれます

 

男女入口

 

まずは男湯

 

壁に兎と亀の物語が描かれています

 

さすがホテルだけあって電話もあります

 

脱衣所

 

洗面台、こちらもアメニティ類は無し

 

浴槽は亀の甲羅を模しているのかな?

循環しているせいか1Fより油臭は弱めに感じましたが悪くはありません。

 

循環なのでドバドバ出てます、湯華は見当たりません。

 

手前にパールホテル、奥に幸雲閣が見えます

 

この枯れたススキ?は刈った方が良いと思う

 

ここに馬油のシャンプー類は無し、花王だけ。

 

これです

 

入浴安全心得

 

入口前にロッカー

 

 

女湯入口

 

脱衣所

 

浴槽は男湯の方が大きいみたいです

 

注ぎ口

 

女湯の方は椅子が高いのかな? それとも座る部分が大きいのかも

 

女湯の景観は山側ですね

 

こうやって生きたいものですね

 

 

 

入浴後奥さんに思い出したか聞いてみたのですが「まったく思い出せない」そうです、まぁホテルが違えば同じ湯でも違った印象を受けたりするものですから仕方ありません、それに30年も前の事だから覚えてないのも当たり前だよね(笑)

 

温泉の印象としては自分が想像していた湯より数段上に感じました、特に今となっては二見源泉に入れる唯一の宿という事になり希少価値もありますよね。東鳴子のようでもあり違うようにも感じ又浸かってみたいと思わせるお湯でした、温泉の感想としてはこんな所です。

 

 

 

 

 

1F浴場

施設名:ホテル亀屋

浴室浴槽名:男子「亀の子」・「亀の子」露天風呂

      女子「鶴の子」・「鶴の子」露天風呂

源泉名:二見の湯

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉

旧泉質名:含食塩-重曹泉

泉温:分析時77.0℃ 使用位置 男湯「亀の子」68.9℃ 露天69.5℃

                                           女子「鶴の子」69.4℃ 露天64.3℃

ph値:7.7

知覚的試験:薄黄色にして、濁りほとんどなく、無味無臭にして弱

      アルカリ性である。

メタけい酸:424.8mg

溶存物質総量:1859.4mg/Kg

浴槽の利用形態:源泉100%のかけ流しです

                       浴槽衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています

 

 

6F浴場

施設名:ホテル亀屋

浴室浴槽名:男子展望大浴場「千年の湯」

      女子展望大浴場「万年の湯」

源泉名:二見の湯

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性高温泉

旧泉質名:含食塩-重曹泉

泉温:分析時77.0℃ 使用位置 男湯43.3℃ 女湯43.0℃

ph値:7.7

知覚的試験:薄黄色にして、濁りほとんどなく、無味無臭にして弱

      アルカリ性である。

メタけい酸:424.8mg

溶存物質総量:1859.4mg/Kg

浴槽の利用形態:源泉が高温のため、常時加水しています

                       浴槽衛生管理のため、塩素系薬剤を使用しています

          浴槽衛生管理のため、循環式を使用しています

 

 

 

次回料理編へと続く